J&HHOME(株)小野弘志です。東日本橋は晴れ。日曜日まで晴れの予報でありがたいです。 事務所の緑が「浜町みどりプロジェクト」に参加してより増え道行く人も立ち止まって下さるようになってきました。 地域と共に育っていきたいと思います。
住宅ローン金利の3回目。変動金利について書いてみようと思います。
過去最低金利水準が続き、3000万を35年(仮に変動金利が35年間0.35%で推移したとして)変動金利で借りても金利額が総額で380万程度。現在最初の13年住宅ローン減税で借入額1%の住民税が還付されることを考えると総額の金利負担は150万円を下回ります。その点で住宅購入の絶好の機会と言われています。
不動産屋のポジショントークは置いておいて、金利の上昇が顕在化しても金利を払う額は
他のローンと比較しても格段に優遇されていることは間違いありません。
衣食住、生きていくのに必要不可欠なコストとりわけ負担の大きい住宅費を賃貸で払い続けていくことと住宅を保有することの比較はしっかりと提案していきたいと思います。
変動金利の話でした。。。変動金利は6か月毎に見直され、短期プライムレートを基準に見直されます。 そもそも短期プライムレートは日銀の政策に大きく反映されるので、分かり易いと言えます。変動金利が上昇すると支払いが都度上がっていしまうと思われる方も
いらっしゃると思いますが、基本的には5年間支払う額はFixされます。金利が上がると月々支払う住宅ローン支払い分に占める金利分が上がるということです。
5年後月々の支払額が見直されますが、急激に支払額が増加してローン負担者の支払いが滞る事を押さえる為に125%ルールが設けられています。
月々10万の支払いが5年後13万にはならないように住宅ローンは設定されています。
とはいっても、支払う元本の総量が減るわけではないので、最悪35年後に残債が残ることも考えられます。
あーっそれは危ない。と感じられるかもしれませんが、試算では2.5%以上基準金利が上昇しないと125%ルールにはそもそも到達しません。そこまでの不安は必要ないと思いますが、金利の支払いを少なくするための住宅ローンのメンテナンスも借り入れの際は考えて頂きたいと思います。 そんな時は是非我々にご相談ください。
ご一緒に資産の形成について考えていくことも不動産屋の重要な仕事と考えています。
2021年6月11日