J&H HOME(株)小野弘志です。東日本橋は曇り。天気は西から崩れているようです。
今日で11月もお終い。明日から12月です。世界がコロナに苦しんだ1年でしたね。
オリンピックもありました。ずいぶん前の事に感じられてしまいます。
日本は随分コロナも落ち着いてきて、東京の感染者は昨日9人だとか。本当なら喜ぶべき
状況なのでしょうが、南アの新種株の脅威でまた国境の壁が高くなりました。
当分この繰り返しなのでしょうか?人知がこの厄難を超えていける事を願いますし
個人レベルでの感染症対策はレベルを1段上げなければなりませんね。
飲み会、減らそうかな。年末忘年会の予定、皆さんもスケジュールしたばかりでしょうが
どうされますか?
不動産は今年とても難しい年だと言われています。価格が高騰しています。物件の数が
とても少ない年です。顧客の方も少ない中から選ばなくてはならないので、とても大変だ
と思います。オリンピックが終われば相場が落ち着くと言われていましたが、
実際はその逆で夏以降現在は少し落ち着いてきましたが、一方向に上がっていた
気がします。資源価格の上昇などサプライチェーンのひっ迫もあり原材料も高騰しています。REITの金利は3%程度で落ち着いてきています。
私見ですが、賃貸の家賃相場が少しずつ上がってきている気がしています。利回りを確保
するために投資家や大家さんは家賃を上げ始めています。
そうすると不動産の価格は正当性が出てきます。
国債価格とのSpredであるREIT価格をベースにして不動産価格と賃貸利回りの視点から
物件の値段の価値を考えるのも必要ではないでしょうか?
ポイントは賃貸価格x12ヶ月÷物件価格という単純利回りを見ていく事だと思います。
個人ベースでも、周辺の賃貸価格を築年数を加味し対象物件の価格で評価すれば参考になる
のではないでしょうか?
不動産の価値は一物一価、人それぞれ違います。
利回りから考える方法も頭の片隅に置いて頂けると物件選びの一助になるかもしれません。
2021年11月30日