今日は不動産営業マンにあったらいい、資格について考えてみます。
毎日忙しくしている、不動産業従事者の皆さん、なかなか時間を取ることも難しいと思います。でも来年の飛躍に向けてこの年末年始、準備を始めるのもいいのではないでしょうか?
資格として一番に思いつくのは「宅建士」です。最近は入社の前に取ってから会社に入る
方も多いと思いますが、中堅・小規模の不動産屋さんでは2割から6割程度の割合のような調べもネットに出ています。
宅建業法では宅建士は社員5人に対し1人の割合でいればいいので、業法違反ではありません。
確かに宅建試験の問題は通常業務に直接必要とならないものも多くありますが、
昨年の民放の大改正や毎年変わる宅建業法をアップデートするだけで知識が豊富になり
きっとお客様の信頼も得られると思います。
準備に時間がかかる資格ですから、計画的に継続的に勉強できる環境をこのお正月休みに考えてみるのもいいと思います。
次はFPです。宅建士のような独占業務(重説の読み合わせ)があるわけではありませんが、試験項目が、税金、保険、不動産、相続、など幅広く、長い人生の中でお金との関りからよりいい人生設計を考え、整理できると思います。資格があるからというよりは、
不動産業の幅広い必要な知識の整理と数字的な裏打ちが明確になる資格で、実践業務に
必ず生きてくると思います。ただ売るだけでないコンサルタントの一面も出せる資格です。
営業としての懐が深くなる資格として注目されます。
他にも「住宅ローン診断士」「相続診断士」などお客様の物件の購買につながるアイデアの
提案に繋がる資格も売買仲介業では注目されています。
2021年12月30日