J&H HOME(株)小野弘志です。東日本橋は晴れ。日本海側ではかなり雪が降っているようです。いよいよスキーシーズンですね。今回取引のあるニセコではスキー場がオープン
しているようですが、積雪は例年より少ないようです。訪日客が増えている中でニセコの街
も今年は昨年より大幅に旅客が増えると予想しているようです。東京でも訪日客が増えているものの宿泊施設が少なく料金が高騰しているようです。オリンピックが1年延期とパンデミックが相まってインバウンドを予想して旺盛な投資があったホテル市場の多くが撤退閉業した影響が出ています。
昨夜発表されたFOMCではアメリカの政策金利が4.25%から4.75%の範囲へ0.5%引き上げられました。予想通りの結果であったため市場は穏やかでしたが、前日のCPI、会議の声明で雇用市場のひっ迫が上げられまた、各政策委員の最高金利水準を予想したドットチャートでは5.25%がマジョリティとなり5%から引き上げられています。パウエル議長は会議後の声明で「景気は落ち着いてきたが雇用のひっ迫が続いている」とタカ派の発言をしています。金利水準は2年10年比較すると逆イールドが長らく続いています。手前のインフレを予防するために長期的な景気拡大を締め付ける難しい政策運営が続きます。
日本では来年から「コロナ対策融資」いわゆる00融資の返済が始まります。43兆円規模の融資が行われましたが、本来は退場すべき企業が生き残ることになっているという指摘もあります。実際融資を受けても返済のめどが立たない企業もこれから増えてくるようですので
年初からこのニュースには注目です。
増税政策が矢継ぎ早に発表されていますが、超大企業には減税(最高税率15%)、中小企業は付加税が加算されるそうです。詳細が難解で分かりにくいので経営者としてしっかりと対応したいと思います。
2022年12月15日