長期的に不動産と関わり良いお取引をしていきたいと考えます。パートナーとしての不動産仲介を考える。
J&H HOME(株)小野弘志です。東日本橋は晴れ。
以前「建築と不動産のあいだ」という本をご紹介したことがあります。
建築家と不動産会社が施主の総予算を巡り資金配分を取り合う営業を顧客目線で
考えた時に不合理であるとした作者が建築家でありながら不動産会社を立ち上げ顧客
のために奔走するお話です。不動産の仕事をしていると顧客目線がいつの間にか会社目線
になったりする場面に遭遇します。施主は明らかに不動産業者より知識のない立場です。
施主と不動産会社は一緒に建築を作り上げると言いながら本音が言えずボタンの掛け違いが
出ているケースをよく見ます。当初不動産会社は顧客をライバル会社から取り込むために顧客に営業をかけます。嘘はありませんが、自社のいいところを強調してしまいがちです。
顧客も構えていますから、また夢をもって営業と接していますからいい話ばかりを聞くと
不動産取引がスムースに望んだものが建築できると思います。しかしハードルは高く、法律的なこと構造的なことで望んでいる建築が出来ずプランを見直す必要が出てきます。
実際は建築会社であっても法律の下で営業しているわけですから購入しようとしている土地の周辺の建物と似たような建物しか建たない事が多いのですが、その部分のボタンの掛け違いから両者は難しい関係になります。現実に立ち返ると言えばそうなのですが、設計契約を
したころから建築会社は法律・規制があるから仕方なくその中でできる限りのアイデアを擦り合わせます。施主は資金や思い描いた建物が立ちにくい感覚になります。ではこのような
事にならないためにはどうしたらいいのでしょうか?簡単に言ってしまえば「知る」しか
ないと思います。不動産業には金融機関・法律家・仲介業・建築業・建築家など多岐にわたる人たちが競争しながら施主に関わっていきます。総合的にコーディネートをできる方がいればいいのですが各業者がおのおのの業態で縦に競合しているため横の関係が取れていないのが現状です。自分の業態の責任しか取れないため施主に負担がかかります。資金繰りから
住宅建築まで施主がすべてを見通して取り仕切るのはとても難しい中で偶然出会う営業マンに全幅の信頼を置くのも無理があります。やはり長期戦で考えて付き合っていける不動産業者を見つける中でご自分の本当に必要なものが明確になってくると思います。
我々仲介業は敷居が一番低いのですが、一番信用されない存在でもあるイメージです。
しかしながらコーディネートができる存在でもあるのです。我々がその能力を身に着けそして発信していくことでより良い不動産取引に携われると信じています。
自分たちの能力を上げるのには限界がありますので「餅は餅屋」持ち場をしっかりとできる
メンバーをうまくご紹介していくことで現実化していきたいと考えています。
2023年2月5日

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