J&H HOME(株)小野弘志です。東日本橋は晴れ。今朝はキンと冷えている感じです。
昨日SFアニメ界の巨匠松本零士さんが亡くなりました。85歳。幼少の時に「宇宙戦艦ヤマト」の再放送。映画館で「さらば宇宙戦艦ヤマト」で感動し彼の世界観にはまっていきました。その後大人の事情でしょうが死んだはずの古代が生きている話が始まる「ヤマト2」で
覚めてしまいました。でも「銀河鉄道999」は夕方7時の本放送映画も見ました。メーテルが初恋という人も多いのではないでしょうか。999でキャプテンハーロックやエメラルダスを知り主役級がコラボする世界観がありなのだと認識しました。「1000年女王」は朝早くから映画館に並びました。思いが強く長くなりすみません。その後子供が生まれ隅田川
クルーズの船「卑弥呼」に乗りに行きました。子供もとても喜んでしました。その子供が大きくなり野球にはまり数度のWBCを一緒に観戦しました。そして来月からWBCが始まります。長男は遡ってイチローのサヨナラヒットの第1回大会をyoutubeで楽しんでいました。
昨日のブログで我々忙しい現代人移り変わりの激しい都会に暮らすものには定点観測のような自分が昔の自分に帰れるような装置であるものが必要と書きました。私には菩提寺がそれなのですが、今日は「文化」の話をしたく長々と思い出を書いてしまいました。
アメリカに居た頃よくパブで客同士が昔のMLBの話やアメリカンフットボールの話をして
楽しんでいました。時にモータウンやロックのような音楽の話もありました。その話はとても詳細で「オタク」臭もするくらいです。話の輪が人がり気づくと老若男女入り乱れて同じ話題で盛り上がります。服装もジーンズの人も多かったです。そのジーンズも親が愛したモデルを着続ける人も多くいました。時代が続いていると思いうらやましく感じました。
どうしても西洋的な文化が現在の主流なので日本が世代を超えて同様な話が出来る分野は小説や絵画など、どちらかというと難しい教育的な分野のような気がしますがようやくスポーツや大衆音楽の部分も繋がってきました。文化の浸透には時間がかかります。文明は作りだす事が出来るが文化は繋がっていくものというのは町会の重鎮の名言です。正にそんな厚みのある大衆文化がすぐ隣にあると感じています。造り手にはなれそうもありませんが、伝承するものとしては楽しく伝えていきたいと思います。そう思うとyoutubeを筆頭にネット検索は手軽にアーカイブを発見できて素晴らしいですね。その文化の伝承も平和な社会があってこそ。世界の平和を切に祈ります。
2023年2月21日