春の長雨。インフレ対策の余波が続いています。
J&H HOME(株)小野弘志です。東日本橋は曇り。朝、道路が濡れていました。
週末にかけて天気は雨模様です。春の長雨。春雨じゃ濡れてまいろう、と言えないほどの
大降りは困りますね。でも日々暖かくなるのは身をもって感じます。冬服はお役御免ですね。 WBC日本ロスになっている方もおられると思います。でも甲子園、大相撲は開催中ですし月末にはプロ野球開幕。イベントは続いています。
東京カンテイの調べでは23区のマンションの賃料が2月、2004年調査が始まってから最高の4023円(㎡あたり)となりました。物価が上がっている中で異動期が始まった2月賃料を上げやすかったのかもしれません。これにより物件の利回りが上がります。
賃料が横ばいだったため投資用不動産は国内投資家には息切れ感がありましたが息を吹き返すかもしれませんね。賃金も上がり基調ですから景気の下支えがうかがえる指標だと思いました。弊社の美しが丘ハイムの売り出しも今週末の内覧がかなり多くなっています。
是非気に入ってご購入いただけるとありがたいと思います。
昨日FOMCは0.25%の利上げを行いましたが背景はかなりギリギリの攻防であった事が
日経新聞の記事で分かりました。過去1年で米銀の債券での含み損が6125億ドル増加したと言います。昨年の利上げ幅は4.25%で過去最速の利上げでした。FRBが当初インフレは一過性と読み違えたことで後手に回ったと言われています。ここ数週間の米銀の混乱は
破綻したSVBだけでなく金融市場全体に経営に影響していました。通常債券の保有損益はバランスシートに乗せる必要はないのですがSVBのように市場で売却すれば損が確定してしまいます。経営者がステークホルダーに対して良かれと思った行動がかえってシステムを脅かしてしまったという皮肉な結果になりました。FRBは銀行には無制限の援助を約束していますが、預金保護の観点では25万ドルの預金保険について上限を外すことをしなかったことを明言したことで取り付け騒ぎが起こったようです。足元の物価を抑えつつ銀行システムを守る相反する政策を実行する難しい局面に入っているようです。
中銀発の世界的パニックを是非抑えて頂きたく思います。世界で結託すれば乗り越えられると思います。
2023年3月24日

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