春の嵐。週末は雨ですね。金融市場もヨーロッパが揺れています。不動産は?
J&H HOME(株)小野弘志です。東日本橋は雨。週末は雨の予報です。お彼岸でお墓参りの方も多いと思います。足元に気を付けてお参りください。
政府は児童手当が所得制限撤廃へ向けて動き出したとあります。少子化対策の柱となるようです。また出産費用も保険適用へ検討が進むようです。首相の肝入りの少子化対策は将来の国力に繋がる大切な政策です。子育て世代が子供を産み育てやすい社会になると事と思いたいです。子供の多い時代に育った私は受験戦争と言われる時代に育ち、親たちも学歴(教育)が子供に与えられる一番の贈り物とばかり塾通いしましたが競争には勝てませんでした。国民が増えるのはいいですが、親世代の感覚も変わっていかないと子供たちが生きにくくなってしまいますね。とはいっても競争のない社会なんてできるのでしょうか?子供は社会の宝物。社会で見守っていける体制も必要ですね。個々人が住む環境に気を配る、まさに
町会の意義が高まるのではないでしょうか?
一方財源はどうなるのだろうと心配にもなってしまいます。私は相続税など団塊の世代の終活に向かうイベントの中で税収を上げていくのではないかと思っています。人口減少に
伴う不動産の空き問題についても売却を推進させる政策を取る事に異論はありませんが、京都市が提案した「空き家課税」に国が同意したのも早い段階で空き家政策に道筋を付けたい
自治体と税収増を目論む政府とのアメと鞭の政策とも思えます。取りやすいところから取るのが税金と言われますが、国を支えた団塊の世代の残す資産を増税収に使う、資産の配分とも言えますがモヤモヤした気持ちになります。選挙の支持層の変化なのかもしれませんね。
金融市場ではアメリカSVBから発した銀行の経営不安がヨーロッパに飛び火してスイスの名門クレディスイスがUBSに吸収されることになり一旦は火消しかと思われましたが、木曜日ヨーロッパの国々が利上げを行ったことで今度はドイツ銀行が矢面に立ちました。
昨夜株価は15%下落。クレディスイスとはもう一桁違う巨大銀行です。今後の動きに目が離せません。4月からの景気に大きくかかわるような潮流が動き始めています。是非今後もレポートしていきたいと思います。
2023年3月25日

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