J&H HOME(株)小野弘志です。東日本橋は晴れ。今夜から天気は急に悪くなるようです。天気が悪くなる時低気圧によって体調を崩される方増えているようなのでお気を付けください。頭痛、だるさが襲ってくるようですね。
今日から6月各金融機関の6月の住宅ローン金利が発表になっています。固定金利のフラット35は1.76%と0.07%低下。フラット関係者は2%に近くに上昇する金利と変わらない変動金利から顧客獲得にここ数か月かなり難儀していたようですが3月の1.96%から低下しています。5月は株高債券高が進んだための結果だと思います。アメリカの消費が落ちてきている記事が出ていました。指標などは高止まりしているのですが、実店舗ではセールをしても売れず更に価格を下げているという記事が本日の日経新聞にありました。家具店を取材した記事でしたが、コロナ禍で物流がひっ迫した際の値上げが度を越していたため反動が来ていると記者は感じているようです。そのため需要が付いてこれず値崩れが起きている。需給からのインフレの側面より企業の人的な値上げ値幅を大きくとりすぎたことでギャップが生まれていると結論付けています。ある側面正しい見方でしょう。原材料や流通費の価格見通しが立たず先高観が広がれば価格を上げ対応して言うしかありません。また当時は人件費が高騰していたので仕方ないとも考えられます。アジャストが行われている状況でしょう。その間世界の潮流に遅れていた日本の市場の出遅れ感から資金が入ってきたという見方が出来ます。またアメリカの銀行の経営問題、債務上限問題で逃避的に資金が入ってきたのかもしれませんが、その割には円安が進む摩訶不思議にも思える5月の相場でした。
閑話休題。話は住宅ローン金利に戻りますがメガバンクの住宅ローン金利はSMBCとみずほが10年固定を0.05%さて三菱UFJが0.07%下げました。日本国債が落ち着いていて社債市場の金利も下げ基調だったことが影響していると思います。変動金利には変化がありませんでした。ネットバンクの審査期間が短くなったりしていてメガバンクも住宅ローンの職員を減らすことでコスト削減をしてネット銀行に負けないようにしているといいます。どこでも
競争は激しいですね。すぐに価格に転嫁できない日本的な経営環境。いいのか悪いのか。
変動が少ないので安定とみるべきか、硬直化しているとみるか。経営は難しいですね。

2023年6月1日