J&H HOME(株)小野弘志です。東日本橋は晴れ。もう夏が来たかのような暑さが週末続きました。皆様ばてたりしていませんか?私は週末動き回ったせいか少しフラっと足元が揺らいだ気がする瞬間がありました。水分が足りなかったのかもしれません。
一昨日、日銀は政策金利を据え置き市場は株価は33700円まで上昇しています。景気は
かなりいいと株価は示唆しています。今日同年代の方とお話をする機会があったのですが、
我々は丁度バブルのころの社会人人生をスタートした世代です。当時若かったから実感がないのかもしれませんが、バブル当時でも渦中の誰もが扇子を持って遊んでいたわけでもなく、1万円札降りながら六本木でタクシーを待っていたわけでもありません。当時の報道は金融市場の過熱の報道や、日本企業が世界を席巻したという記事はありましたが、会社にいて実感することはさほど感じませんでした。初任給は今の方が高いですし、物価はさほど変わっていませんから年功序列神話に支えられて安い賃金でサラリーマンは長時間働いていたと思います。今回は春闘からベースアップする企業が増え、給与が増えているようですが、全体でみると実質賃金は物価の高騰でマイナスとの指標も出ています。どこかバブルの頃の雰囲気に似ていると結論が出ました。金融商品がけん引する景気拡大期実体経済が付いてこなければ萎んでしまいます。次の景気のエンジンは新しい産業の発達となりそうです。量子コンピューターやAIの世界的企業が出てくれば更なる景気の発展が見込めるのでしょうが、今のところ個別の部品は世界で通用するものがありますが全体的に見ればプラットフォームを作るような日本企業は見られません。日本だアメリカだのという時代ではないのかもしれません。その意味ではこの30数年で企業の国境言うもののハードルが下がったのでしょう。夕食時同じことを大学生の長男と話しながら歴史は繰り返すと感じました。失われた30年の先にある未来。待ちに待った明るい世界になって欲しいのですが不動産はどうも低調に感じるのですが我々だけでしょうか?
2023年6月18日