日本のGDPが世界4位に下がったそうです。SDGs下の経済成長とは。

J&H HOME(株)小野弘志です。東日本橋は曇り。今日は気温も23度までしか上がらない予報。大気が不安定で雷注意報がでています。

政府は所得税減税5兆円規模を検討、所得税減税額は4万円になるようです。報道では扶養家族1人あたり4万円を実施する方向で調整するそうで、納税者が家族2人を扶養している3人世帯の場合は12万円の減税になります。

日本のGDPが世界で4位に下がったと報道されています。ドイツに抜かれ4位となりました。2000年次日本の経済規模は2位。4兆9683億ドル。ドイツの2.5倍ありました。この20年間でドイツはGDPが1.9倍になりました。日本は1.1倍です。1人当たりの名目GDPでは日本は34位。日本はイギリス、フランスより低く35位の韓国に肉薄されているそうです。この20年日本の成長率がいかに低かったかが分かります。一方でGDPが本当に国民の幸せと直結するかについては疑問を投げかける識者もいて一概には言えません。右肩上がりの成長が望めなくなっても国民の幸せを映す指標が必要だとの声もあります。しかし円が総じて安くなることで企業買収がしやすくなり外資による買収が進むと企業理念の押し付けなど生きにくい時代になる可能性もあるので難しい局面であると言えます。

東京カンテイが発表した東京都心の中古マンション販売価格9月は70㎡当たり1億604万円前月比1.7%高く8か月連続で過去最高を更新しました。

物価が上がれば自国通貨ベースのGDPは押し上げられます。指標はドルベースでの換算なので現在の円安基準だと今回のような数字になります。為替水準が一過性のものなのかによっても指標の見方は変わってきそうです。トヨタ自動車は150円相当の為替水準だと2兆円の為替差益が出るそうです。(企業内レートは125円)国際企業は為替が有利に運びますが、国内の輸入企業は相当苦しいと言われています。

弊社もSNSを活用するうえで新規のi phoneを購入したのですが、最新モデルは高く中古を買いました。秋葉原でもメインの中央通りで大きく中古携帯を販売している店舗が多く、市場の大きさを感じました。実際報道でも中古の携帯市場が伸びているそうです。今回我々はBクラスと言われる中古携帯を購入したのですが、ほとんど傷もなく、電池が少し劣化しているだけに見えるだけで外側は殆ど新品に見えました。リサイクルも活用しながら経済活動する事もGDP至上主義には反しますがサステナブルな社会には貢献しています。

SDGsを求めるならばGDPはさほど上がらないと思うのですが、自家発電など電力を賄う施設を個人で買わせるという新しい購買形態を作る事にSDGsが使われているのならGDPには有用な施策なのかもしれませんね。

2023年10月25日

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