マンション建て替えの難しさについて。法整備をしても住民の声が変わらないと進みません。

J&H HOME(株)小野弘志です。東日本橋は晴れ。今日も日本晴れの1日。浜町公園の葉も色づいてきました。秋ですね。

本日の日経新聞は1面トップで「マンション建て替えやすく」という記事で首都圏を中心に増える老朽マンションの再生について所有者が明らかな4分の3の賛成で建て替えが可能になる事が審議されていると同時に決議後、賃貸物件の借主に半年後の立ち退きを請求する事が可能になるように2024年の通常国会での改正案提出を目指すとありました。マンションの建て替えは喫緊の問題であります。不動産が高騰している中で再販リノベーション物件が好評ですが旧耐震の物件への融資など問題点もあります。リノベーション物件を買ったものの住宅ローンを抱えて建て替えが可決された場合の仮住居やローンの支払い等解決しなければならないハードルは低くありません。容積率などが余っている場合は負担額が少なくて済みますが、それでも長く住み高齢になった方の建て替えに伴う住み替えは容易でなく問題は深いままです。建て替え決議の可決要因を緩和しても反対が多く成ればそもそも成り立たない話になります。高齢者が多く住んでいるマンションの建て替え問題は多くの問題をはらんでいます。

本日は株価が一時33年振りの高値を更新しましたがその後利食いが入り引け値は197円マイナスで引けました。為替も148円台後半まで円が買われています。荒い相場ですがクリスマス商戦が今週末からスタートします。そのいかんによっては更に相場が動くきっかけになるかもしれません。不動産はぶれが大きな新築マンション販売件数が10月46.3%下げ東京23区では56.6%の低下とネットニュースで取り上げられていました。新築マンションの数が少ないので大型物件が売れてしまうと数字は大きく下がります。数字に踊らされる必要はないと思いますが、少なからずマンションの販売に息切れ感があるという営業マンが増えてきた気はします。その辺り注意深く見ていきこのブログでもお伝えできればと思います。2023年11月20日

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