J&H HOME(株)小野弘志です。東日本橋は晴れ。今日はこれから桶川プロジェクトで桶川に行ってきます。大工仕事は54歳には少々きついですが、普段のデスクワークで体がなまっているのでいい運動になるのではないでしょうか?
昨夜の金融市場は米国指標10年債券の金利が上昇、4.11%まで上昇しています。為替は呼応し148円台まで下落しています。発表された小売売上高が予想の0.4%に対し0.6%と発表され金利が上昇していると報じられていますが、過度な利下げ観測が遠のいたと言われています。
桶川の物件は駅から6分ほどの日本家屋です。物件の2階から窓を開けると電車の音が少し聞こえます。現在リノベーションをしていて新しい畳のいい匂いが室内に漂っていました。リノベーションも後半で2月中旬から賃貸の募集をかけられると思います。どんな方に借りて頂けるかとても楽しみです。本物件は建築基準法上の道路に2m接していません。建築基準法では、建築基準法42条で定義される道路(原則として幅員4m以上のものをいう)道路に2m以上接する必要があります。これを接道義務といいます。建築基準法第43条。この法令により当物件は再建築付加の物件となります。物件自体は十分使用可能なのでリノベーションして賃貸しようと考えています。日本にはこのように接道義務を満たしていない建築付加の物件が沢山あります。防災上の安全面から見てこのような物件は危険とみなされます。確かに火事の際には緊急車両が入れる間口ではありません。しかしそんな物件でもリノベーションすれば賃貸として貸せるので今回購入を考えました。桶川は旧中山道の宿場町、駅の反対サイドはショッピングモールもあり便利です。上野まで40分程度ですから十分通勤圏です。
不動産を生業にしている人のなかにはどの土地にも良さを感じてしまい個人で購入するには目移りがしてしまって買えない人がいます。どの物件にも良さがあり必ず買い手、借りてが見つかります。引き渡しの際笑顔で引き渡す事が出来ると仕事に充実感を感じるだけでなく物件にも愛着を感じ、そんなことが続くと自分事の時に物件を選べない状況になるのも分ります。よく物件は半径1キロの方が買う確率が1番高いといいます。土地勘があるという事は物件選びの大きな要素だと改めて感じます。全く土地勘がない所に住むのはたしかになかなか大変ですね。賃貸なら思い切って違うところに住むこともできるのでいつもは売買仲介のケースが多いですが賃借人の気持ちになって考えてみました。2024年1月18日