プロの相場観。住宅ローンへの影響は?

J&H HOME(株)小野弘志です。東日本橋は曇り。昨日の雨は上がりました。今日は気温が28度まで上がるようです。湿度も高そうで不快指数が上がりますね。

昨日の日本国債指標10年債利回りは1.035%直近の最高を付けています。6月のフラット35等住宅ローン固定金利がどの水準まで上がるのか気になります。また三菱UFJ銀行市場本部長は「早ければ7月にも政策金利を0.25%程度へ引き上げる可能性がある」と語りました。次の利上げ後には、変動金利型住宅ローンなどの指標となる短期プライムレートを引き上げる銀行が増得ると見られています。部長は「利上げ幅によっては短プラ上げも検討する」としています。では国債金利はどの程度上がると予想しているのでしょうか?部長は「1.2%程度まで上昇すれば国債を買い持ちする機会となる」としています。指標に使うのは金利スワップ10年物。現在1.065%程度で取引されていて1.2%までは少し時間がかかりそうですが、基調は金利上昇という事に間違いはなさそうです。

一目均衡表で見る日経平均株価が雲を下ぬけするとの記事が日経にありました。同時に相場に方向感が出る雲が薄くなる日柄も近くなっていて方向感が出る可能性が出てきました。Nasdaqは昨日最高値を更新しています。米国金利が上昇しているため、為替が157円台に戻しています。踊り場に入っている金融市場ですが動き出す可能性が高まってきました。

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