J＆H HOME（株）小野弘志です。東日本橋は晴れ。今日も晴れ、28度まで気温は上がるようですが湿度が低い為、過ごしやすいのではないでしょうか？

昨日の金融市場では為替が154円台に円高が進みました。アメリカの指標10年債金利が4日間連続で下がった事が影響しています。10年債金利は4.34%と先週比0.2%程度低下しています。大きな指標の発表差昨日ありませんでしたが金利低下基調が続いています。日本国債10年債金利も1.03%に低下しています。単なる揺り戻しなのか基調の変化か注視していきたいと思います。

昨日桧家特約店会合でも話が出ましたが、戸建の売り上げが全体的に5月は落ちてきているようです。地域的なばらつきはあるものの価格の上昇と年末年始に在庫を減らしたことその間の仕入れが伸びなかったことが半年経って売上に影響しているようです。当たりませんですが売るものがなければ販売は叶いません。半年前の仕入れ判断が現在の収益に大きな影響を与える住宅業界の先読みの難しさを感じます。勿論価格の上昇によって顧客が付いてこれない状況が浮き彫りになっている事も見逃せません。

東京の賃貸市場で賃料の上昇しています。4月１R（部屋）が2.4％２R が4.5%３R が8.7％上昇しています。（全国賃貸管理ビジネス協会調べ）人の移動の時期に合わせて賃料を上げても消費者がついてきている結果とも言えます。広義にみると購入層が賃貸に流れているとも取る事ができます。賃貸価格は同室の部屋を購入した場合の住宅ローン支払額と比較して3％から5％程度高いと言われています。販売されている物件価格が購買者がローンを組める額より高い事も指摘されています。住宅費が家計を圧迫している状況が見て取れます。長期的な市場の趨勢を占う上でも注目すべきデータではないでしょうか。

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