J&H HOME(株)小野弘志です。東日本橋は晴れ。毎日暑いですね。辞書を調べてみると特に暑い表現には「大暑」「猛暑」「酷暑」「極暑」「激暑」「炎暑」などがありました。酷暑は最近よく聞くようになりました。まだ上「炎暑」があるのですね。炎の暑さ字のの如しですが
実際のところ、「激暑」は使用例があまりありません。毎日新聞用語集には「はげしい」という意味の「劇」と「激」の使い分け例の中で、「劇薬」「激震」などとともに「激暑」も挙げられてはいるのですが、1987年以来の使用例は6件(東京本紙。地方版除く)と僅かです。角川俳句大歳時記には「極暑」「炎暑」の項目があり、「酷暑」も「極暑」の項に含まれているのですが、「激暑」は見当たりませんでした。一番暑そうとされた「酷暑」。大辞林3版には「酷暑日」の項目があります。Yahoo!辞書には「俗に、最高気温が 35℃以上の日。〔気象庁は 2007 年(平成 19)4 月以降、猛暑日を正式な予報用語としました。」とあります。毎日新聞でもかつては使用したこともありましたが、今は気象庁に従って「猛暑日」を使います。
毎日新聞は「猛暑日」について最高気温35度以上の日は「酷暑日」にしてほしい、と気象庁に訴える報道機関もあったそうですが、「『酷』は『残酷』や『過酷』など人体へのダメージや被害のイメージにつながるため気象用語としてはふさわしくないと判断されました」とのことです。「炎暑」は「文字通り、真夏の燃えるような暑さをいう。(中略)『炎』の一字によって、ぎらぎらと照りつける、太陽の燦爛(さんらん)としたまぶしい光そのものが、背景に据わっている」(角川俳句大歳時記)。単に暑いというだけでなく、日差しの強さを示唆する言葉です。日本国語大辞典(2版)には、「酷暑」は14世紀、「炎暑」は11世紀、「極暑」は15世紀の用例が載っているようです。昔から暑さに人は困っていたのでしょうが今年の暑さを中世の人が感じたら「なに暑」と表現するのでしょうか?
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