J＆H HOME（株）小野弘志です。東日本橋は晴れ。今日も暑くなりそうです。暑さ寒さも彼岸までといいます。後1週間で暑さは本当に終わるのでしょうか？

2001年の今日9月11日私はNY・ワールドトレードセンター25階で働いていました。前職が金融だったため仕事開始が早く朝7時には始業しました。雲一つない晴れの日で3連休を終えた火曜日、朝からとても忙しい日でした。取引が一服した8時45分OneWorldTradeCenterに一機目の飛行機が突入しました。9.11アメリカ同時多発テロです。ビルは大きく揺れました。地震がないNYでビルが揺れる事はありません。直ぐにテロだと思いましたが、まさかジャンボジェット機が突っ込んだとは思いもしません。1993年に同ビルで起きた地下駐車場爆発テロがあった時の話を古い社員から聞いていて当時ビルが大きく揺れたと言っていました。窓の近くに行って外を見ました。紙吹雪のように紙が降ってきていました。テロを確信しました。東京の事務所に事故を報告して事務所を見渡すと300人以上働いていたフロアに残っているのはわずかでした。「アメリカ人は逃げ足早いな」と感じましたが、すぐに逃げた社員にあとで話を聞いたところ、1階まで階段で降り出口へ走っている時背後のエレベーターの扉が開いて爆発音がしたそうです。私はオフィスの電気がついていた事電話も通じた事もあってゆっくり避難しました。思い起こせば9月に入って避難訓練があったりエレベーター前の観葉植物が撤去されたりしたことが後に陰謀説の根拠となりました。私はそこまではわかりません。避難路は消化に向かう消防隊の為に階段の半分が開けられていて1列に数珠つなぎになって避難する人で溢れていました。避難の途中で数人の消防隊員とすれ違い「Have a good half day（半日勤務でよかったね）」と言われた事今でも忘れません。まさかビルが数時間後に倒壊するとはだれも思っていなかったと思います。避難の最中ビルが再び揺れました。2機目が突っ込んだことを後に知りました。電気も着いてスプリンクラーも作動していない階段を1階まで下りた時初めてスプリンクラーが作動して水浸しのフロア、電気が消えている中を非難する現実に直面しました。少し怖くなりましたが出口まで誘導してくれる職員に促されビルから1番遠い出口から出ました。暗いビルから外へ出ると多くの人が上空を驚いた顔で見上げていました。私は振り向くことなく自宅へ帰ろうと思い足早にその場を去りましたが「人が降っている」と叫ぶ人々の声を聴きました。今も耳に残っています。その後橋を渡って1時間近くかけて自宅へ帰りました。家族と会い友人や東京の家族に電話した時もう電話は通じませんでした。テレビは現地から中継を全チャンネルが行っていて改めて大規模なテロが行われた事を現実に知りました。まさか2棟が倒壊するとは思いません。倒壊したとき1キロビルから離れている我が家はチリで夜のように真っ暗になりました。まさかと思いました。テレビレポーターも「ビルが消えてしまった」と静かに語っていたのが忘れられません。その後私はオフィスが無くなり新しい事務所を再建する事に社員総出で動き半年後、多くの人に助けられながらビジネスを本格再開しました。毎年献花を同じく被災した方が多くなくなった方もいたみずほ銀行本店にしに行きます。ブログを呼んで頂いた方には是非この痛ましい事件を忘れないでいただきたく思います。

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