J＆H HOME（株）小野弘志です。東日本橋は晴れ。今日はいつもより寒く感じます。気温も5度前後湿度が低く乾燥しているためかキリっとした寒さが眠気を飛ばしてくれます。大手不動産仲介は２７日からお正月休みになるところが多いようです。本年も１０日を切りました。もう一仕事したいですね。

ホンダと日産が経営統合するとニュースになっています。我々世代にとっては切磋琢磨した２社の統合を驚きをもって聞きました。バブルの頃はホンダのFFと日産のFRとが硬派な部分で戦っていました。ホンダは高回転のエンジン、技術の日産をキャッチフレーズにした日産共に最先端の技術で競う合っていました。ホンダはF1で大活躍しましたし国内F3での両社の競い合いは素人の私でも興奮しました。文化的な面ではホンダプレリュードや日産シルビアはモテ車として我々が新入社員の頃の憧れの車でした。記事ではテスラや中国勢のEVの急追が既存の自動車メーカーを脅かしつつある事が背景にあるようです。2000年頃欧米では自動車会社の合掌連合が進み例えばBMWとAudiがコングロマリットとなりプラットフォームを一にしたり、そこにローバーが加わったりしました。アメリカの自動車会社も減りました。日産はルノーグループに入りましたがそれでも当時のカルロスゴーン氏はCFOでの三角でありバブルに蝕まれた日産の資産部門の改革に注力しました。自動車部門は独自路線を貫きGTRの復活など技術の日産を現実のものにしました。かっこよかったです。ホンダもNSRなどアルミフルボディのスーパーカーを造りました。技術・文化を高め合った両社が統合してどのような会社になるか注目です。個人的にはホンダの飛行機の部門への両社の技術の統合があればよいなと思います。小型中型機の部門で日本企業の活躍が見てみたいです。

FRBは今日と明日FOMCを開き今年最後の政策金利決定会議を開きます。市場の予想では90%以上の確率で0.25%の利下げを行い4.25～4.5%へ政策金利を設定する事になりそうです。トランプ氏の政策によっては今後の利下げモードに変化が起こるため2025年はトランプ政策に注目が集まります。日銀も来週政策金利決定政策金利会合を開きます。大方の予想では政策金利据え置きですが総裁の発言によっては来年の展望が開かれそうです。2024年12月18日