J&HHOME(株)小野弘志です。東日本橋は晴れ。昨日は朝、お客様の土地の立ち合いで上野に行ったのですが、雲一つない天高い冬の空でした。気温も高く穏やかでしばし空を見上げました。今日の最高気温は昨日より上がって15℃の予報。4月並みだという事です。また昨日突然、英語での電話がかかってきました。これでも少し英語が話せるので普段知らない外国の方から電話がかかってこないので驚きました。「こちらは不動産会社ですがお間違いではありませんか?」と片言で話したのですが「私は横浜に住んでいるインド人、以前御社が内覧を担当した人から紹介を受けた」と自己紹介されました。しばし考えましたが、江戸川区でヒノキヤ様の新築戸建の売り出しをお手伝いした際内覧された方のお友達だとわかりました。かれこれ1年近く前の話でしたがその時の接客がお客様にマッチしてご紹介に至ったそうです。前のお客様からのご紹介はとても自信になります。しっかりと対応したいと思います。モチベーションが上がりますね。
昨日本邦金融市場では日銀副総裁が1月の決定会合での「利上げ議論」を言及したことで株価が大幅に下がりました。指標10年国債の金利も13年ぶりに1.25%まで上昇しました。基準金利の指標になる2年債金利も0.68%に上昇0.035%前日比上昇しました。利上げは大方の予想ですが副総裁が言及したことで1月の利上げは確定だと市場は判断したようです。賃上げが広く浸透したことが利上げの理由となっていて景気が緩やかに拡大し続けていることになります。2025年ゆっくりと政策判断をして長く景気が拡大することを希望します。
タワーマンションが立ち並ぶ武蔵小杉3丁目は四半世紀で人口が3倍になったタワマン集中エリアです。その武蔵小杉で1つの町会が3月に解散することになりました。3丁目はJR武蔵小杉駅、区役所も在する区の中心地です。町会に入るタワマン住人は限られ役員の後継者が見つからず存在が不可能と町会は判断しました。町会に変わる防災の体制づくりが急務となります。3丁目で町会長を務める方は81歳。町会には約650世帯が加入していますが、現在の役員は70~80歳台となっています。3丁目の世帯数は急増していて住人の平均年齢は3丁目に限ると39.1歳。数字だけ見ると羨ましくなるような街の若返りと人口増ですが、町会への加入は増えなかったようです。旧来の住人と新規の所謂タワマン住人との間に溝が埋まらなかった例といえます、町会解散に伴う課題の1つが防災組織づくりです。市では町会など住民組織に際し防災、減災体制構築への支援をしています。防災は自助・共助・公助が大切と言われます。町会の防災活動はボランティア活動で公助が届く前の共助、住人同士で助け合う事と同義です。マンションで管理組合が独自に防災組合を作っていますが、建物ごとで町全体の安心安全については自治体との議論や意見のすり合わせをする機会が限られます。町会はハブとして存在していますが、急速に人口動静があり世代交代が上手く進まなかった例は全国の町会参加者に同じ問題を提起します。我々の住む日本橋地区は町会活動が活発でイベントも行われ新旧の住人のコミュニケーションも行われますが新旧住人の共助への考え方には溝があると感じ払しょくに努力していますがなかなか共感を得られません。この問題、町の安心安全、町の活力につながり、ひいては資産価値にまでつながる問題です。今後しっかりと考えていきたいと思います。2025年1月15日