利上げが近づいています。インフレ懸念、景気の腰を折らないように日銀は奮闘中です。

J&HHOME(株)小野弘志です。東日本橋は晴れ。今朝は2℃の気温でしたが弊社の近くにある外国人に人気のカフェは開店前から多くの人が並んでいました。ひどいときは1時間近く並ぶようです。でも楽しそうに外国人の方々は並んでいます。外国人が店に並ぶ光景本国ではあまり見かけないかもしれませんね。(イメージです。)

日経新聞の報道では23日から24日に開かれる金融政策決定会合で過半数の理事が利上げ支持を表明しているといいます。市場は8割がた織り込んでいますので既定路線に感じますが、連日報道機関を通じて当日の議事項目が発表されるのは異例であり今回の利上げが景気の首を絞めないか日銀が神経質になっているともいえます。年初からNISAの資金が株式市場に入って言えると言われているものの株価の頭が重いのは気になるところかもしれません。為替が155円台で推移しているのでドル建てで日経平均を考えると変わりませんが円建てでは上がらず気を揉んでいる方も多いと思います。(私もその一人です。)日銀が17日に発表した2024年12月の「生活意識に関するアンケート調査」によると1年後の物価が今と比べて何%程度変化するか聞いたところ平均値は11.5%上昇でした。現行形式の調査が始まった06年の9月以降で、過去最高だった24年6月調査に並びました。1年前と比べて物価が「上がった」と答えた人の割合は95.1%でした。物価が上がったと答えた人のうち86.7%の人が「どちらかと言えば困ったこと」と回答しました。1年前との物価を比較した場合平均値は17.0%上昇で過去最高になりました。昨年大きく上がった物価、今年も上がると予想する感覚が大勢のようです。そうすると利上げは順当な施策かもしれません。日銀が神経質に国民にニュースを小出しにしている裏には実際に政策が行われるより消費者の気持ちの部分で財布のひもが閉まる、景気の気の部分を心配しているのかもしれませんね。変動住宅ローン金利の動向は理事たちも気にされていると聞いたことがあります。神経質な政策運営今年も続きます。

大和ハウス工業は4月から大卒新入社員の初任給を10万円上げて35万円前後とするようです。2024年4月時点から4割増やし三井不動産など大手デベを抜き建設不動産業界で最高水準となります。全社員を対象に賞与を含めた給与ベースを年収で10%上げる計画の一環だそうです。素晴らしい。中小の不動産業者の賃金は成果主義が多いためどうしても件数を増やす必要があります。大手に取引が集中する昨今難しい経営が今年も続きそうです。仲介手数料の上限は宅建業法で規定されていますので、通常の仲介では業績改善になりません。頭を捻って考えなければいけませんね。頑張りましょう。2025年1月18日

SITE MENU

OFFICE

〒103-0004
東京都中央区東日本橋 1-3-7

OPEN HOUR
am 10:00 ~ pm 19:00

OFFICE

〒103-0004
東京都中央区東日本橋
1-3-7

OPEN HOUR
am 10:00 ~ pm 19:00

©︎J&H HOME 2023