J&HHOME(株)小野弘志です。東日本橋は晴れ。一昨日のブログにも今年が神田祭だと書きましたが、昨日は地域のお祭りの準備委員会がありました。私が所属する地域は10年間で人口が800人増えたと言います。割合にして3割増。町会の新小学校1年生が30人と1クラス分いるのですから言われてみればそうかもしれません。確かにマンションが8棟新築されました。家族向けの物件が多いため地域には保育園・幼稚園が沢山出来ました。先日武蔵小杉の町会が人口増に拘わらず解散したとき時になりました。我が町会も人口が増えていながら町会参加者は割合的には増えていません。新規の住民は若い方が多くお祭りに参加する場合は子供神輿や山車になりそうです。今回の準備委員会は増える子供神輿参加者の警備を少ない町会参加者でどう賄うかという物が主題になりました。安全に渡御を行い喜んで参加してもらうためにはどうするか議論になりました。結論はい親御さんを渡御の警備に巻き込むべきという事になりました。実は過去の経験では事故にあいそうなのは子供ではなくスマホを構え周りが見えにくい親御さんです。また町内を1周するのは子供には飽きてしまうとの声が上がりました。私には思いもつかない意見で面喰いましたが、子育て世代からの意見ですから目から鱗です。であれば増えた子供と同様に増えた保護者を組み分けして休憩ごとに神輿に参加する人を分けることで参加しない保護者にその間警備を手伝ってもらおうという事になりました。事実と問題点を出して解決策を導く、町会活動に参加しずらいのであれば仕組みを参加しやすくする町会役員と参加者という枠組みをそもそもないものとする。発想の転換でした。警備は裏方なのでなく警備も参加する行事の一部と考えればよかったのです。この施策が上手くいくかは5月の神田祭を待たなければなりませんが、仕組みづくり、段取りをしっかりすれば人数はいるわけですからうまくいくはずです。固定概念がいかに組織を硬直化させているか実感しました。町会員が増えないと嘆くのではなく増える仕組みがないと考えれば未来の町会員が隣に住んでいるわけですからできないことはなさそうです。発想の転換。弊社ビジネスにも当てはまります。顧客が集まらないのではなく集めていないと考えれば集客の方法も変わるかもしれません。今日はひょんなことから繋がったインドの方へのプレゼンがあります。外国人が多く住んでいるエリアで英語のチラシを作ったことが始まりでした。外国人の持つ問題点の解決方法を提案できればビジネスが成立すると考えています。固定概念の払しょく今年のテーマになりそうです。2025年1月19日