Z世代の金銭感覚。先進的になっています。資産として不動産を持ちしっかりと管理する時代が来ました。

J&HHOME(株)小野弘志です。東日本橋は晴れ。今日は決済に向けて打ち合わせがあり9時に世田谷で集合です。弊社期末まであと9日。最後まで頑張っていきたいと思います。

昨年は住宅ローン市場において通例化していたローン融資期間35年が40年若しくは50年に延長する新商品が普及しました。ローン完済年齢が80歳超になるのですべての消費者が50年を汲めるわけではありませんが、市場のコアな消費者である40代前後の方は現在普通に40年超のローンをペアローンで利用されています。超長期のローンは月々の支払いが減るため子育て時期の支払額が35年と比較すると当然低くなります。顧客の多くは繰り上げ返済で返すことを念頭に置いて落ち、当初は返済額を下げ、子育て終了後に繰り上げ返済を行うパターンが主流になってきています。本日の新聞報道では、フラット50の申請数が前年の2.6倍に膨らんだと報じられています。住宅価格の高騰に加え、趣味なども重視するZ世代ならではの考え方が背景にあると言います。フラット50を融資する住宅金融支援機構によると世代別の利用割合は30台未満が全体の4割で30台に比べ2番目に多いそうです。若者の持ち家志向は強まっていて総務省の23年の家計調査によると、世帯主の年齢が29歳以下の2人以上世帯の持ち家比率は23年に35.2%と過去最高になりました。賃貸から持ち家を購入した後もこの世代は可処分所得を一定程度確保して余裕のある生活を送りたいと考える人が多い世代だと言います。2年間に住宅を購入した29歳の男性は40年のローンを組むと月の返済が1~2万円程度抑えられる趣味にも資金をまわすことができ生活コストを圧迫してまで借入期間を短くすることは考えなかったと言います。需要に応えるべくSBIや楽天銀行、りそな銀行なども取り扱いを始めています。金融機関も住宅ローンは貸し倒れ比率が低いためメリットがあるだけでなく顧客との接点がより長期に及ぶことは更なるメリットになります。所得の1部を投資信託で運用して成果が出れば繰り上げ返済の原資にするなど貯金から投資への動きが加速しているとも言えます。足元の生活にゆとりを持たせ市況に合わせライフプランを変えていくZ世代は住宅ローンに対しても柔軟な姿勢でいることが分かりました。住宅ローンを借金と捉えず資産・融資として企業のようにバランスシートとして管理するZ世代は借金という概念が薄いのかもしれません。負債もしっかりと管理できれば若くして多くの金額を借り入れできる住宅ローンは最高のアセットアンドライアビリティになり資産の構築に役立てられると考える人が増えればインフレ下の生活防衛に役立つと思います。2025年1月22日

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