J&HHOME(株)小野弘志です。東日本橋は曇り。夜半からの雨、朝は止んでいます。日中は晴れる物の最高気温は10℃程度、冬が戻ってきます。昨日は提携している積水ハウス主催の「賀詞交換会」に参加しました。異業種交流をする事で業種の強みを同社に還元し市場を活性化する事で作られた「LandsClub」の総会も兼ねていて200人近い人が集まりました。東京地区だけでも800社を超える企業が参加していて熱気を帯びていました。不動産、士業、金融など幅広い業種のプロと交流し事業を円滑に進めるチャンスが貰えます。不動産業も足元では顧客心理の変化から集客方法も大きく変わってきています。トレンドは大手集中。我々、中小の不動産業者には困った傾向ですが、コロナ禍を経て不動産仲介はネットで物件を探しネットで内覧の依頼をし契約する方法に集約されています。以前電柱に貼られた住宅販売のチラシや個別物件のポスティング、旗などを用いて現地を派手に飾る現地販売は集客が難しくなり過去の遺物になろうとしています。物件の数も肌感覚ですがネットに掲載されている数は業者が持っている物件の数を上回っていると思います。不動産価格が高止まりしているため消費者心理は安い物件を探すのではなく付加価値のついた物件を探す傾向が高まっています。国の施策も持ち家推進からエネルギー削減を念頭に置いた住宅への補助金を出すことに変わってきていて住宅メーカーの取り組みも変わってきています。1都3県では土地を持たず住宅を探す層が全体の6割を超えていて住宅展示場は集客後の制約のために土地探しも仕事に組み込まれてきました。土地の売買と建築とでは繋がりのあるビジネスですが、商習慣が若干異なります。積水ハウスをはじめとする住宅メーカーは不動産業者に物件照会を依頼することで集客した顧客を制約につなげようとしているそのお手伝いをフットワークが軽い我々が担う事が求められています。求められているのは物件の紹介能力だけでなく顧客が安心して契約ができる環境づくりです。きめ細やかな対応が求められます。地場で培った営業力を示すチャンスと捉えて積極的に参加しています。住宅メーカーは長期的に人口減少による住宅着工件数の減少下にあり大手は海外に活路を見出したり高額物件を強化しています。メーカーごとの顧客の取り合いが激しくなる中での提携、責任が求められます。しっかりと連携して業界を盛り上げていきたいですね。会の熱気から元気をもらいました。頑張りましょう。2025年1月25日