J&HHOME(株)小野弘志です。東日本橋は曇り。今日は「千葉木更津古民家プロジェクト」業者打ち合わせがあります。弊社は800坪を超える施設の建築に係る専門家を集めお施主様と繋仕事で関わります。調整しながらプロジェクトを成功させたいと考えています。個性の強い強力なメンバーが集うので楽しみです。
経済評論家の森永卓郎さんが亡くなりました。67歳。2023年の12月にすい臓がんステージ4であることを発表してからがんの治療を報告したり積極的にメディアにも出て財務省など日本の裏側に切り込む発言をしてこられました。森永さんは一貫して日本経済が停滞縮小する論客で「年収300万円」時代が来る。2025年「日経平均3000円」などショッキングな表現で危機感を訴えました。発言が偏っていると議論を呼びながら人を惹きつける魅力がありました。語り口は柔らかいですが主張は過激。がんを公表して舌鋒が鋭くなるのは先に亡くなった山崎元さんもそうでしたが、マスコミや経済界・政界の裏を知っているから啓蒙したいという気持ちが強くなったといえます。誰もが発言できる時代で我々も、どの意見が正しいかを判断しにくい時代ですが森永卓郎さんは長きにわたって最前線で発言されてきたので眉唾とは思わずしっかりと主張を聞いて判断したいと思わせる論客でした。その主張が聞けないのは真実遠くなる気もします。ご冥福を心からお祈りいたします。合掌。
埼玉県八潮市で県道が陥没したニュースには驚かされました。以前博多駅前でも同様に陥没がありましたが、博多駅での陥没は地下鉄工事の影響と言われていています。今回の事故は単なる偶然の出来事ではなく、日本の道路インフラの現状や、それを支える経済的背景、運用体制の課題を明らかにしているとネットニュースで報じられています。日本の道路網は、高度経済成長期に急速に整備された。しかし、供用開始から50年以上を経過した多くの道路が老朽化し、特に都市部ではその影響が顕著だ。 八潮市のような地域では、交通量が多く、地下に埋設された上下水道管や電線、ガス管といったインフラが複雑に絡み合っています。 地下インフラの老朽化や地盤沈下、地下水の流出などが要因として挙げられています。全国に張り巡らされた社会インフラが運用から50年超経っていてメンテナンスが追い付いていないと考えられます。人口減、税収減という中で生活の基本である上下水道・交通網の安心安全な運用が担保できなければ更なる人口減が起こる可能性もあります。物流などにも影響し経済的損失にもなります。国を挙げて高度経済成長期に作られたインフラの点検が必要な時期に来ていると考えられます。