J&H HOME(株)小野弘志です。東日本橋は曇り。関東では穏やかな1日になりそうですが日本海側や北海道では記録的な雪が降る予報です。ご自愛下さい。
トランプ大統領の関税が影響して昨日は株価が日経平均で1000円以上下げました。昨夜トランプ氏はメキシコのシェインバウム大統領と電話会談し、アメリカが4日から課すとしていたメキシコに対する25%の関税措置について発動を1か月間停止することで合意したと発表しました。またカナダのトルドー首相もトランプ大統領と電話で会談し、関税措置の発動が1か月間停止されることになったと明らかにしました。金融市場は上昇に向かいましたが下げ幅を全て回復する事は出来ず混乱はまだ続きそうです。日本では1月の日銀政策決定会合の「主な意見」が公開され多くの理事が更なる利上げが早期に必要だと発言したといいます。実質金利のマイナス幅が大きい事、円安が経済の問題になっている事が挙げられています。
昨日大手不動産会社の方とお会いした際、マネージメントの話になりました。不動産業界は古い業界で未だに個人主義・数字至上主義が主流だと思います。しかし実際は個人を競わせることは効率が悪く社内の風通しを意識して個々の良い部分を伸ばしていく事がマネジメントには大切でマネージャーは愚直に部下のいい所を伸ばすことを考え続ける事が必要と仰られていました。上司はトップダウンで物事を諮るべきでないという行動が正しいと感じるのは彼の下で働いている若手が生き生きとしている事で分かります。悩みや行き詰まりなどを話し、共有できる環境が営業のスキルを効率的に上げる効果はあると思います。負けたくないから努力するという昭和的な精神も大切ですし一人で考え試し成功を導くことも必要だとは思いますが、当時と比較して時代の流れも速く人の考え方、志向も多様化していてため1人での努力は効率が悪く、多数の考え方を集約して顧客が本当に必要なツールを提供する仕組みを作る事で効率的に成果が出ているようです。弊社は少人数な組織ですが風通しもよくなく、考え方を共有できていないと感じます。打ち合わせ・ミーティングが大切な時代なのだとあらためて感じます。2025年2月4日