変わる消費性向。営業スタイルにも変化が必要です。

J&H HOME(株)小野弘志です。東日本橋は曇り。今朝はビリリと寒いですね。今日は物件内覧で終日外にいます。日中の日差しに期待したいと思います。ダイワハウスは建売でバルコニーのない物件を増やしていますが、昨日物件を内覧した若いお客様も洗濯は部屋干しがメインの為バルコニーを希望せず洗面室を広く取りたいとリクエストがありました。ドラム型洗濯乾燥機が普及しているため建物の機能や間取りにも変化が出ています。建売り住宅メーカーも間取り作りに苦慮しているようです。時代の変化を感じますね。

昨日の金融市場はトランプ氏の関税がメキシコ・カナダは延期されたことで株式市場は反転,日経平均先物は39110円で引けています。しかし対中国貿易には10%の関税を実行しています。日本国債10年物の金利は1.273%2年債は0.739%と高止まりしています。利上げが今後も続くことを示唆する発言が続いている事が影響してるようです。昨日の国会答弁でも石破首相より強いトーンで「現在はインフレ状態」と発言した植田総裁は今後も利上げをしていくと思います。市場も利上げ後も金利が上昇しているため次回の利上げを織り込む動きをしています。米国債金利は昨日下げ10年債は4.51%と直近高値の4.75%から下がっていますが為替は154円台中盤と金利差ほど円高が進みません。円安は続き輸入に頼る日本にはインフレ圧力が続くことになります。

知人がハイブランドに勤めているのですが、春節期間中の売り上げが1億5千万円/日あったと教えてくれました。中国人の比率が高かったといいます。報道では中国人の訪日は前年より15%程度増えているようで円安が影響しているといいます。また爆買いに代表される買い物目的の来日より所謂コト消費、アニメの聖地巡礼などに人気があるようです。円安をビジネスに結び付けるしぶとい日本経済、心強いです。ただインフレはジワリと個人消費に影響を与えます。金利が上がると不動産売上に影響が出ます。適切な金融政策をお願いしたいです。今日も頑張りましょう。2025年2月5日

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