日本のインフレ拡大。金利上昇に日銀が釘を刺しています。

J&H HOME(株)小野弘志です。東日本橋は曇り。今朝も冷たい朝です。気温は1℃。お陰様で朝から打ち合わせが続きます。3連休頑張って営業していきたいと思います。

21日に発表された消費者物価指数によるとキャベツが前年同月比2.9倍、コメ類は70.9%のプラス。全体では2年ぶり4.0%の上昇となりました。光熱・水道は11.2%ガソリンが3.2%上昇。体感している日本のインフレが数値に表れています。インフレを受けて債券市場では金利が上昇しています。指標日本国債10年債の金利は1.42%と年初が1.1%程度でしたから0.3%上昇したことになります。10年国債は社会変動・経済指標・日銀政策の予想など思惑を織り込むため市場参加者の指標として使われます。日銀も勿論相場を注視していて、日銀の植田総裁は21日の衆院予算委員会で「長期金利が急激に上昇するような冷帯的な状況では、機動的に国債買い入れの増額を実施する」と発言しています。量的緩和の終了により日銀は月額4000億円買い入れ額を減らしていますが急激な金利上昇には買い入れを実施し日銀の意思を表明すると市場をけん制しました。10年国債はフラット35など、住宅ローン固定金利の指標として使われますので不動産業界も注目している指標です。企業としても銀行借り入れを行う際の調達金利の基準となるため金利動向から目が離せません。このブログでも長期金利の状況については都度取り上げたいと思っています。

昨夜のNY金融市場では、株価が大幅に下落しました。発表された指標が金融当局が利下げを急ぐ必要がないことを示唆したためで、また、中国でコウモリ由来の新たなコロナウイルスが検出されたとの報道を受けたことも影響しました。Dowは1.69%マイナス。Nasdaqは2.20%のマイナスとなりました。一喜一憂すべきでないとはいえ気になる下落であります。2025年2月22日

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