東日本大震災から14年。春間近。金融市場は春一番!?

J&H HOME(株)小野弘志です。東日本橋は曇り。天気は下り坂。冬型が緩む気圧配置で木曜日には22℃まで最高気温が上がるようです。三寒四温。びっくりしたのは3月に入って3回雪が降ったこと。1992年以来だそうです。そして東京の桜の開花日は21日の予想です。いよいよ春です。体調管理は気温同様花粉対策もして気付けたいものです。

3月11日、今日は東日本大震災から14年に当たります。今でもはっきりと覚えています。当日の事だけでなく、その後の混乱も昨日の事のように思い出します。その後のコロナも経て防災に限らず日本人の考え方もこの14年で大きく変わったのではないでしょうか。経済的な事も含めると2008年のリーマンショック。2011年の東日本大震災。2012年からの異次元の金融緩和。2019年からのコロナ禍。この14年の社会の動きは失われた30年を終わらせ(時期尚早ですか?)インフレの世界に導きました。昨日の日本国債10年債金利は一時1.575%まで上昇。令和7年の初取引が1.145%の引け値でしたから3か月で0.43%上昇となります。2008年10月以来の高さです。報道ではどこまで利上げを進めるかが見通せず銀行など主要投資家が買いにくい状況だといいます。国債入札では総じて需要が弱く、買い手不足が鮮明となっているようです。こう聞くと教科書などに書いてあったインフレ下では金利や物価は止めどなく上昇し制御が難しいという一文を思い出し特に不動産の購入を考えている方の意欲を減少させると思います。しかし植田日銀総裁は「急激な金利上昇があれば国債購入額の増加も考える」と発言しています。市場が日銀にどこまで金利を上げるつもりですか?と質問している状況です。日銀の反応が気になります。昨夜の金融市場では米国株式市場が急落。関税合戦の激化や米政府機関閉鎖の可能性を背景に、米経済が景気後退に陥るという懸念が強まりました。ダウは890ドル安で引け。ナスダックが4%(727.9ポイント)下落。ナスダックは2022年9月以来の大幅な下落率を記録しました。ナスダックは先週6日に調整局面入りを確認されています。トランプ米大統領は9日に放送されたFOXニュースのインタビューで、関税政策によって米国が景気後退に陥るかどうか直接的な言及を避けました。値動きが大きく報道も過熱しますがこんな時ですから冷静に分析していきたいと思います。2025年3月11日

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