顧客第一の営業。お客様に本当に喜んでもらえる営業を。

J&H HOME(株)小野弘志です。東日本橋は曇り。GWを前に弊社には内覧希望のお客様が増えてきました。宅建業法では両手取引を推奨していません。顧客と専属媒介契約をした際は同法で不動産流通機構のサイトReinzに掲載し全国の不動産業者が見られるようにしなければなりません。不動産は売り顧客を持っている業者が強くなります。一物一価、同じものはないからです。良質な物件であればなおさらです。売り注文を受けた業者は両手取引を狙う事も営業成績を上げるために、わからなくはありません。しかしながら顧客の為にはより多い人に見てもらう必要があります。昨今話題になっているのが一括査定です。自分の物件をネットで数社へ見積もりを取り高値を出した業者と専任契約するものです。ここにも大きな誤解があります。一括査定見積もりを作成する業者は仲介業者です。仲介業者は自身で購入する場合もありますが、普通は仲介に入り顧客から手数料を頂きます。一括査定の見積もりは厚いファイルに入っていますが内容も含め購入額ではありません。不動産仲介業者が査定物件の価格で買い取る価格ではありません。一括査定は他社との競争となりますので先ず受注する事を先決とするため高値を提示する傾向にあります。一旦契約すれば売れない場合は市場のせいにして売り出し価格を下げていく事になります。業者も数回の値下げを顧客に提示する事は心苦しいと思いますが、専任媒介契約書がもらう事が会社的には最大優先順位となります。専任媒介が取れれば市場で独占的に販売が出来るからです。法律を守りレインズへも登録します。担当者は自分の営業の数字を作るために更に頭を巡らします。居住中物件の場合、レインズ掲載しているものの居住中に内覧を居住者は望んでいないと他社不動産業者に伝え法を守る姿勢を示しながら営業を阻害するケースが起こっています。他にもそもそも一般媒介契約(数社仲介してよい媒介契約)を結びレインズに掲載せず(一般媒介の場合レインズへの掲載は必須ではありません。)suumoなどネットのみで営業するケースもあります。それによりレインズの市場シェアは落ちて肌感覚ですが、掲載数はsuumoに劣っていると思います。顧客は必ずsuumoを見ますから情報が劣後する事はありません。法律で定めた方式も抜け道があり、法律で設定したHPの優位性が担保されなければ営業成績で給料を取る営業マンは数字が上がる方法を選びます。法的にはグレーな方法が実際問題視され当局に届いているかは分かりませんが、お客様が本当に喜んで頂けるか?免許事業として不動産業が健全に機能しているか?自戒し続けなければなりません。負け犬の遠吠えに聞こえないように弊社としても顧客第一でしっかりと頑張りたいと思います。2025年4月25日

 

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