J&H HOME(株)小野弘志です。東日本橋は曇り。夜のうちに雨が降ったようですが、7時現在、雨は上がっています。ただ午後にかけ雨が降るようで、今日は事務所仕事がよいかもしれません。軒下提灯に吊り下げた町会の短冊が雨で飛ばないかが心配です。すっかり祭りに脳を占拠されている今日この頃です。
昨日、日銀政策決定会合が開かれ政策金利の据え置きを決定しました。日銀の植田和男総裁は決定会合後の記者会見で、追加利上げのカギを握る基調的な物価上昇率について、2%目標の達成時期が従来より後ずれするとした上で、利上げがその分後ずれすることには否定的な見方を示しました。一方で、基調的な物価が下振れる可能性にも言及。米関税政策の動向次第でシナリオ自体が変化する可能性が十分に考えられる中、状況に応じて経済・物価見通しを修正し、柔軟な政策対応が必要な局面との思いがにじむといいます。経済成長率は25年度0.5%、26年度0.7%と前回から下方修正しました。CPIの上昇率は25年度2.2%、26年度2.0%とし安定的な経済成長と利上げ局面であることを彷彿させます。トランプ大統領の関税政策の実行性と世界経済に与える影響を考えたうえでの政策運営となります。不動産業界においては決定会合後の金利の低下(1.3%程度から1.25%)また利上げ期待の後退はありがたい結果と言えます。為替も145円台に下がり株価も久しぶりに36750円になりました。米国景気、特に個人消費が冷えているといわれているなかで今夜は雇用統計が発表になります。市場は指標を見ながらの展開になりそうです。
世間はGW、11連休の会社もあるようですが、不動産廻りはそうでもないようです。通常の火曜水曜休みでの営業をしている企業が多いように感じます。特に4月は市場が低調であったといいますから、休みでもゆっくりはできない気分です。今日は資料を作りつつ週末の打ち合わせに備えようと思います。2025年5月2日