J&H HOME(株)小野弘志です。東日本橋は晴れ。週末は天候が悪いようで外回りは今日、明日に済ませたいですね。コメ不足が続いていると言われていますが、今まで数量規制はあったものの安定的にお米を供給していた拙宅が使っている生協でさえも今週はコメが届きませんでした。仕入れが間に合わず、抽選になったそうです。そこで周辺スーパーを探したのですが、中々見つかりません。ようやく2キロほど買えたのですが、通常より1000円ほど高いと妻にぼやかれました。令和の米騒動、イオン系は来月からカリフォルニア米を大量に販売するようで価格が落ち着いてくれることを切に祈ります。街のお米屋さんも仕入れ価格が契約販売価格を上回って赤字だそうです。契約販売はレストランなどの大口に向けて、6か月から1年の契約で契約時の値段での販売を約束するもので急激な価格上昇には苦労しているという話です。
価格上昇という話題では、私の周りでも更新時家賃の値上げを大家から提案されたという方が増えています。民法は借家法を規定していて特に借り主は厚く保護されていて契約期間中の家賃の値上げの提案は出来ても借主が同意しない場合は容易に値上げをする事が出来ません。3月前後の移動時期に借家人の入れ替えがあった際の値上げ率が今年は高かったといいます。家賃相場の上昇で投資物件の利率は上がります。中央区では築浅の中古マンションの売り上げが伸びています。
金融市場では4月のトランプショックからの回復が顕著で日経平均も38000円を一時回復しました。固定住宅ローン金利の指標になる10年国債金利も上昇して1.45%前後で推移しています。変動金利は日銀の政策金利変更に左右されます。7月の利上げも現在市場では予測されていない水準です。現在の変動金利水準は年後半まで続くと思われます。ジワリとインフレが進む中で景気の推移も注視しています。2025年5月15日