J&H HOME(株)小野弘志です。東日本橋は晴れ。昨日の雨が上がり急に蒸し暑くなってきました。三社祭参加者の方は昨日の大雨の後の蒸し暑さ。大変ですが担ぎ切って下さい。今日の最高気温。予報では29℃。すでに25℃ありムシムシしています。
金曜日にムーディーズが米国債券の格付けをAAAから1段階下げAAプラスとしました。政務債務や利払い費の増大を理由としています。米国が中国と貿易戦争を繰り広げる中、国別米国債保有高も変化。米財務省が16日発表した3月末時点の国別の米国債保有額で、中国の保有額が前月比189億ドル(約2兆7500億円)減の7653億ドルとなりました。289億ドル増の7793億ドルとなった英国が上回り、中国は3位に順位が下がりました。中国勢は長期債を中心に売り越し。最大の米国債保有国である日本は前月比49億ドル増の1兆1308億ドル。2019年半ばに日本に抜かれるまで最大の米国債保有国だった中国は、21〜24年前半に保有額を圧縮。その後は8000億ドル近辺での保有規模を維持していましたが、25年3月の売買動向では190億ドルの米国債を売り越し、特に長期債の売越額は275億ドルの売り越しとなり、比較可能な23年2月以降で最大となったといいます。トランプ政権は国内での減税の財源に関税から得た資金を使い支持層を満足させようとしましたが、関税政策ももたつき、逆に中国、インド、ブラジルなどから米国債売りを浴びせられて金利がトランプショックの4%から4.5%まで上昇しています。利払い費の増加に繋がる政策の空回りは政策自体の見直しにも繋がるのではないかと言われています。金融市場の水準としてはトランプショック前に戻ったように見えますが、政策運営が行き詰まれば市場は再び混乱するかもしれません。
不動産市場は5月に入って好転しているようです。周りの仲介業者への引き合いも増えているようです。5月後半、仕事モード全開で頑張りましょう。2025年5月18日