J&H HOME(株)小野弘志です。東日本橋は小雨。今日も1日雨の予報。週末に内覧が重なるため不動産営業は大変ですが、頑張りましょう。ただでさえ書類やスリッパ、PCなどを持って歩き大荷物。加えて傘となると何か忘れそうですね。車の運転も気を付けて頑張りましょう。今日で5月も終わり。皆さんの5月どんな月でしたか?
昨夜は20年ぶりの友人と再会しました。建築家である彼は現在は大型再開発を如何に環境にサステナブルに行うかのシュミレーションをして提案しています。エネルギー効率を上げ緑を増やし快適で永続的な町の開発を研究しています。丸の内はすでに50年も前からエネルギーを循環するシステムを構築して建て替えも換地形式で新しいビルを建て次に建て替えるビルの入居者が移る事を繰り返します。先進的な丸の内でもCo2や電気の問題を解決する事はできません。温暖化は彼にとって解決すべき課題であり先日のスイスでの氷河の崩落にショックを受けていました。そんな彼は竹橋にある毎日新聞の本社ビル、竹橋パレスサイドビルに事務所があります。同ビルは建築後60年経っていますが、建築時から配管など改修が必要なものを纏めて設置する手法を早くから採用してビルの長寿命化に貢献しています。現在の旧耐震のマンションでの問題は老朽化した配管です。古いものは銅を使ったものもあり錆びます。錆が管を狭めて破裂する事があります。躯体に埋め込まれている場合も多くその場合は壊れないように高圧洗浄をしながら持たせているといいます。リフォームの現場ではこのような問題が日常のように起こります。マンションは管理を買えとよく言いますが、中古のマンション特に築古の場合は、その点の資料が豊富な物件を選ぶことをお勧めしますが、実際は殆ど残されていません。管理人室の奥の竣工期の図面をひっくり返して黄ばんだ青図で配管の構造を調べたりする仕事は時間がかかります。お客様の安心安全は仲介業の使命感に支えられなくてはなりません。権利関係から建て替えが進まない物件を今後どのように住みやすくしていくか?まとまった土地が確保できない都心で丸の内のように換地方式での建て替えが出来るように官民一体となった都市計画を考える時期に来ていると思います。2025年5月31日