新技術で不動産市場を変えろ!配管を巡る問題について。

J&H HOME(株)小野弘志です。東日本橋は晴れ。今日も湿度が低く過ごしやすい朝です。昨日、夕方、打ち合わせをしている時に予報外の大雨が降ったのですね。虹を見た方もいらっしゃったのではないでしょうか?私は打ち合わせで南町田にいたので見られませんでしたが、事務所のある東日本橋も大雨が降ったため虹が見られたようです。

週末に内覧したマンションは所謂、旧耐震のマンションでした。立地がよく広さの割に価格が抑えられています。販売会社に聞くと配管には特に気を配り専有部分の全ての配管を新しいものに変えリフォームするそうです。当物件は年号が平成に変わったころ建ったこのマンションはバブル期に建てられたマンションで。使われている部材もよく、管理が行き届いているビンテージマンションです。しかしリフォームで専有部の配管を変えても共有部の主配管は竣工時のままのものです。当時の配管は錆びる素材で時を経て錆で水が赤くなったり管が細くなったり、最悪穴が開いたりします。高圧洗浄で一定の錆は除去できるようですが、管の老朽化で高温・高圧に耐えられない管もあるようです。管理を買えという言葉に嘘はありません。当物件が実際はどうなっているか管理会社などに確認していますが、管の状態を把握する事は簡単ではありません。今日、日経新聞を見ていて広告に目が留まりました。「劣化した建物を壊さず、再生・延命。さらに補強までを実現」とありました。配管が腐食、水の通り道が細く最悪穴が開く状態は今までは解体せざるを得ず莫大な費用がかかりました。マンションでは所有権の問題から理事会で建て替え議題が可決されにくいです。この会社はナノ結合技術を使います。ナノ結合技術とは素材を分子レベルまで細分化する事で、あらゆる材に強固に結合・一体化できるそうです。乾いた面はもちろん、濡れていても錆びていても凸凹があっても施工が可能で配管内部に接続部分を設け、大型吸引装置で内部に溜まった異物を一掃。既存施設を残すため価格も大幅に抑えられるそうです。管理組合が新技術を導入すれば更に建物寿命は上がると思います。新技術が不動産市場を変える日も近いですね。期待したいです。2025年6月2日

SITE MENU

OFFICE

〒103-0004
東京都中央区東日本橋 1-3-7

OPEN HOUR
am 10:00 ~ pm 19:00

OFFICE

〒103-0004
東京都中央区東日本橋
1-3-7

OPEN HOUR
am 10:00 ~ pm 19:00

©︎J&H HOME 2023