J&H HOME(株)小野弘志です。東日本橋は晴れ。今朝はすでに25℃を超え夏日決定です。日中の最高気温は28℃の予想。営業の方、体調管理気を付けましょう。
昨日発表された出生数は前年比5.7%減って68万6061人で統計を取り始めた1899年以来初めて70万人を割りました。国の予想より15年早い推移です。不動産サービス大手の米ジョーンズラングラサール社(JLL社)がまとめた海外から日本への不動産投資額は2025年1月~3月期、2兆円を超え4半期ベースで過去最大となりました。世界の都市別でも東京が首位。海外投資家が金利の低い日本において大型物件の取得に動いたことが影響しています。投資額の6割はオフィス向け。その中には西武HDが売却した旧赤坂プリンス跡地「東京ガーデンテラス紀尾井町」の4000億円、銀座の「東急プラザ銀座」が含まれます。超大型物件の取引が金額を伸ばしたと考えられます。JLL社では25年の投資額が昨年の5兆円から1兆円増え6兆円になると予想しています。背景としてインバウンドの増加で商業施設・ホテルの売り上げが伸びている事、コロナ禍後、出社再開に伴うオフィス需要改善で賃料が上昇していることが挙げられます。金利上昇局面で不動産を売却する企業も増える事から市場規模の拡大を同社は予想しています。人口減は不動産市場にはマイナス面が強いですが、投資家は東京やインバウンドで人気の地域を限定して投資をしているようです。東京は2050年まで人口流入が続くと予想されていて、また外国人の居住人数も増加し水面下でステルス的な移民増加が起こっていると投資家は考えているようです。弊社前の道路からも日本橋1丁目再開発の50階建てのビルが全貌を表し圧倒的な存在感があります。日本の未来は海外投資家の見る明るい展開か?少子化加速の未来か?それまでの不動産市場は?気になります。2025年6月5日