J&H HOME(株)小野弘志です。東日本橋は曇り。今朝は朝の光を確認したいお客様と一緒にお部屋の朝の光の入り方の確認の為、内覧するためブログの更新がいつもより早くなりました。不動産業をしていると顧客獲得の為、内覧等で週末の感覚が無くなります。お客様にとってウィークデーは仕事をする日ですから月曜日から金曜日までは、顧客対応で休みの感覚が失われます。会社経営をしているとスローガンでなく顧客ファーストにしないと御飯が食べられません。つまり常時臨戦態勢であります。昔、代々木ゼミナールの脇を通ると「日々是決戦」とスローガンが貼ってありましたが、まさにその通りです。季節は遠目に移りすぎ、過ぎし日々は白髪の数で測ります。そんな私ですが今日は父の命日の為、墓参する事で一歩止まって考える日になります。偉そうに書いていますが、創業当時は墓参を忘れた事もあります。今年も携帯のスケジューラーが昨日ポップアップしてリマインドされ気付いた次第です。情けない仕事への入れ込みようですが、サラリーマンだったら命日に墓参する事すらできないでしょうから、よかったと思いたいです。13年前父の葬儀の際、香典名簿を張り出していたのですが、当時の私の会社の社長からの香典の掲示順を父の働いていた会社の社長の次にすべきと父の同僚が並べ直していました。私は、父の葬儀でそのような事は必要ないと主張した際、その人は「葬儀は残されたものの為にもあるんです。」と説明してくれました。現在香典の名前を掲示する風習が残っていないかもしれませんが、その時は「なるほど」と思ったものです。であれば、命日は私的には激流に流される毎日を振り返り立ち止まり考える日と位置付ける事が出来ます。装置としての寺は時間の概念がない程数十年前から景色が変わりません。お墓を磨き、お水をかけるとなぜか気持ちが楽になります。過去の墓参の風景が、思い出されます。その時の思いが戻ってきます。50を過ぎ起業し何もかも仕事に注いできました。今日は墓に手を合わせ、そしてこの1年の振り返りにしたいと思います。現在日経新聞の「私の履歴書」に前資生堂社長、魚谷雅彦氏が執筆しています。私の履歴書で執筆者は自分の縁を語り運の良さが自分をこの場に押し上げたと謙遜します。人との出会いは誰にもあります。本当に彼らだけが運が良かったのでしょうか?私は今はそう思えません。アンテナを張れ、チャンスを掴めとよく言われます。多分彼らは自分のやりたいこと、やるべきことを若くして感じてアンテナを張っていたのでしょう。人は1日に35000回決断するといいます。それだけ情報があり取捨選別をしている事になります。目的意識があり、必要な事が分かれば日々膨大にある情報の流れをキャッチする事が出来るのでしょう。その数が多ければ失敗しても次のチャンスが訪れます。まずは自分を知り自分で道筋を作り調整しながら進むことが必要だと今は感じます。走り続けながら考え修正するのですが、一歩止まって来た道を振り返る事も必要だと思います。それが墓参なのかもしれません。命日は残された私たちに与えられた先人たちからの装置、イベントなのかもしれませんね。しっかりとお参りしたいと思います。2025年7月3日