J&H HOME(株)小野弘志です。東日本橋は曇り。今朝は過ごしやすい朝です。気温が26℃。最高です。
日経平均株価は43000円を付け最高値を更新していますが、熱狂観は伝わってきません。左程株を持っていないからでしょうか?それとも通過点で50000円を目指しているのでしょうか?そう思うと次の難題を人は探します。FRBの内部がトランプ支持の人が増えています。ベッセント財務長官は1%の利下げが適当と話しています。日銀が利上げを行えば金利差から円高になると考えられます。そうすると企業業績は一気に悪化するとの予想があります。しかし、株価は嘘をつかないという格言があり、市場は過度の円高になると予想していないようです。関税でトヨタ株は下がっていますが、最高値の指数が示すように投資家は日本経済に概ね楽観視しているようです。確かに不動産の世界でも人件費高騰・資材価格高騰・ZEHなどエネルギー抑制施策で建物価格高騰など下がる要因が見つかりません。と言っても購買層の息切れが見えれば価格は落ち着くところに落ち着くでしょうが、まだそのポイントが見つかっていないような気がします。業者はチキンレースのように買い上げてきます。根拠なき熱狂とは96年のグリースパンFRB議長の言葉ですが、その後ITバブルは2001年まで続きました。しかし破裂したバブルも今日現在最高値圏でNasdaqが取引されているように過去のものになっています。IT革命からAI革命へ第3次産業革命と言われている大波に我々がいるのならその波はまだ続くと考えてよいのではないでしょうか?日本のバブルと呼ばれる86年から92年次私は高校生・大学生・新入社員でした。学生時代しかバブルを見ていませんが、当時はマーケッティング全盛でモノづくりより雰囲気作りだった気がします。文系の我々にはマスコミ系が就職活動での花形でした。現在はそれに比べると地に足が付いていると感じます。シンギュラリティが近い将来来ることは周知の事実になりそうです。その後AIに職が奪われればその時は大恐慌になるやもしれません。後から見れば壮大な1000年に一度のパーティーかもしれませんが、少し浮かれてみましょうか。2025年8月14日