J&H HOME(株)小野弘志です。東日本橋は曇り。都心は台風の直撃は避けられたようですが風が強いです。台風で被害を受けた方の安全をお祈りします。
日本で2024年に生まれた外国人が2万人に達し、申請時に占める割合が3%を超えました。働き手世代を中心に在留外国人は総人口の3%まで増えたが、出生段階でも日本の出生率を補う事が明らかになりました。厚生労働省の人口動態統計では「両親とも外国籍」「摘出ではない子のうち母が外国籍」の場合に「日本における外国人の出生」と定義しています。日本人の出生数は68万6173人で前年より4万1115人減りました。外国人の出生数は2万2878人で減少数の半分を外国人出生で補っています。海外では移民が重大な政策課題になっています。日本ではようやく語られるようになりましたが、人口の3%はすでに外国人です。重要な労働の賄い手となっています。規制や排除ではなく共生の為に地域レベルでも配慮が必要になってきている気がします。
10月の限定ビールがおいしいとこのブログでも触れましたが、サントリーやサッポロビールはアサヒビールがサイバー攻撃を受け商品の受注や出荷が出来ない為飲食店からの大買い需要が急増しているため限定品の出荷や発売を中止し定番品の安定供給を優先するそうです。残念ですが緊急事態ですから仕方ありません。アサヒビールのサイバー攻撃が収束する事を祈ります。
不動産価格の上昇は売買価格だけでなく賃料にも影響を与えています。今年に入りマンションの賃料が10%から30%上昇したと言われていますが、比較的割安だったアパートの賃料も上昇に転じています。マンションと比較して3割程度安く設定されているアパートが脚光を浴び始めています。最近のアパートはオートロックが整備されセキュリティが向上しています。アットホームの集計では、東京23区で一人暮らし向けアパートへの問い合わせが58%増えたといいます。23区のアパート平均募集家賃は8月時点で前月比4.8%マンションより3割以上安く乖離が過去最大に広がっているといいます。賃料のギャップが埋まり始めると投資家目線では利回りが上がります。アパート投資への資金も集まるかもしれません。資金の動き注目したいです。
高市トレードで株価は48000円台を付けていますが、為替も円安に振れています。首相首班が20日以降までずれ込むとも言われていて政治的な空白や少数与党の政権の維持への不安もあるようです。円安は輸入価格を上昇させますのでインフレを加速させます。日銀の金融政策への影響も心配です。長期金利は1.7%前後まで上昇しています。財政が悪化するとイギリスのトラスショックのように急激な金利の上昇も予想されます。政治による景気への悪影響を是非避けて頂きたく思います。2025年10月9日