公明ショック。トランプ関税ショック。雨降って地固まる!?

J&H HOME(株)小野弘志です。東日本橋は曇り。ただ今日はこれから雨の予報です。今日はこれからお土地の内覧があります。「物件は雨の日に見るべし」なんて格言があるようですが、ハザードが心配される中で自治体のハザードマップは1000年に1度を想定した数値から作成されるので川沿いは赤く表示され、川の決壊の際は屋根まで浸水するような表示がされます。命に係わる大事な地図とは判りながらこれからの明るい未来を描く不動産購入者様に大きな不安を与えかねない為、我々不動産業者は慎重にご説明します。根拠を探して古地図を見たり地名の由来、標高・地形図を参考にします。自治体の治水や排水の状況も調べます。先の不動産格言は悪い状況を見ても欲しい物を選ぶべきという意味になるのですが、分からない将来を思う時ネガティブな情報は過度に人を捉えて離さない気がします。その面でも自分の目で選び決める事は重要だと思います。決断は慎重に行うべきですが、実際物件は1つしかない為、ほかの購入希望者や売主の意思にも左右されます。早く売りたい売主、慎重に考える買主、1つの物件に複数の購入希望者が訪れる可能性、不動産営業はそんな状況の中で顧客に寄り添っています。

公明党が1999年以来続けていた自民党との連立を離脱しました。高市氏が総裁になり一気に女性初の総理大臣誕生かと沸いた1週間が吹っ飛んだ気になります。新聞では公明党とのパイプを持つ自民党菅元首相が推す小泉進次郎氏が総裁選に落選し高市氏を推した麻生氏の影響力が高い自民党執行部となった事での決断ではないかと言われています。票を提供する代わりに政策を実践してきた公明党。クリーンな党のイメージが自民党の献金問題や宗教問題など政権維持のためには何でもやる姿勢にメリットを感じないとも。連立を組むことで政策を実行できた党が離脱したのは自民党が瓦解している事を示唆しているのかもしれません。これで一気に政局は混迷化してきました。市場は公明党連立離脱のニュースが夕方伝わると日経平均先物は500円ほど値下がりしました。NY市場ではトランプ大統領が中国に100%の関税を課すと発言、中国との対話の時期でないとの発言を嫌気して株式市場が急落した事で(Dowが1.9%Nasdaqが3.49%下落)日経平均先物も終値比2850円下げて引けました。高市トレードを巻き戻したことになります。大荒れの金曜日となりましたが雨に関わる諺「雨降って地固まる」のか「夕立は馬の背を分ける」のか気になります。政治・地政学が今後の世界を動かすという齋藤ジン氏の主張に頷いてしまいます。そんな時代を見える化するのが市場の役目なのかもしれません。世界の株式は過熱のサインが出ていたといいます。単なる調整なのか、不透明感が上がり大きく調整してくのか。来週の政治・地政学、相場から目が離せません。2025年10月11日

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