J&H HOME(株)小野弘志です。東日本橋は曇り。昨日の雨も上がり今日は秋晴れになりそうです。地価の上昇が続いていますが、お家を探す人の数はさらに増えているように感じます。だからこそ地価は上がるのかもしれませんが。どっちが先かが分からなくなってきました。地価の上昇が影響して郊外の物件が売れていると考えていましたが、それは側面だと思うようになりました。都心に近い物件は土地の値段が高く、住宅がひしめき合い建築されています。戸建は3階建てが中心です。郊外は安いという価値観はずれていると感じます。郊外は第一種低層住宅専用地域が多く更に最低敷地面積も設定されている場合もあり、2階建てでゆったりと建てられている地域が多いです。つまり土地を大きく買わないと戸建の中心面積と言われる30坪の広さを確保できません。総額では中心部と変わらない場合も多いです。拘って建築しなくても6000万円から8000万円くらいはかかります。そんな街には公園も整備されていて大きな保存林がいくつもあります。人口が増えているからか駅前も再開発はじめ新しいお店も増えています。電車も便も会社を超えた接続が増え利便性も上がっています。郊外の人気はソフトの充実にあるのではないでしょうか?特に新宿や池袋にオフィスがある方は通勤時間も短くなります。そう今、西武新宿線や池袋沿線の物件が熱いです。郊外と言えばターミナルへのアクセスが悪く、踏切や細い道路が交通渋滞をもたらしているイメージを持つ方も多いかもしれません。最近は踏切も減り、昔設定された計画道路が事業化され太い道が増え車も走りやすくなっています。計画道路は昭和30年ごろから設定されていますが事業化には用地買収が絡むため実行されるまで時間がかかります。町の世代交代が進む時期に差し掛かった事が事業が進む要因になっているようです。細い道は太く整備され歩道も設置されます。駅前のロータリーも大きくなりバスが頻繁に運行されています。生活利便性が上がっている事も郊外が注目される要因です。家が窮屈に建てられた場所を嫌う人を吸収できる場所になっています。今日もこれから内覧に出掛けます。どんな出会いが生まれるか楽しみです。2025年10月12日