J＆H HOME（株）小野弘志です。東日本橋は曇り。雨上がりの朝です。昨夜は町会の先輩と落語を聞きに行きました。私の落語歴は短く、町会の寄席の幹事を任されてからです。落語の楽しさに目覚めたのですが仕事にかまけて寄席に出掛ける事は殆どなく誘われれば、その後の飲み会を楽しみに出かける程度でした。昨夜の演者は「林家つる子」さん。林家一門で飛ぶ鳥を落とす勢いと聞きました。「とにかく元気がでるから」と言われ楽しみにしておりました。最初はこれは落語！？という印象でした。私の印象では落語は話芸。体の向き、声色を変えながら人間模様を面白おかしく伝えると思っていましたが、つる子さんの落語は座っていながら体をふんだんに動かして殆どスタンダップコメディです。パフォーマンスの幅が広く声も通りそして面白い！これは元気が出ます。やもすればコメディアンかとも取られるのでは、と思ったのですが、仲入り後の人情もの「たちきり」はしっとりと恋心を語り思わず涙がこぼれました。素晴らしい時間を過ごせました。疲れが吹っ飛ぶ元気になる。だけでない濃密な時間でした。たのしかった。

日本の首班選挙は21日に行われることになりました。今の時代をパラダイムの転換やターニングポイントと言われますが、日本のターニングポイントになると思います。景気が良くなり国民の意識も変わってきています。政治が変われば失われた30年の総決算になるでしょうか？期待と不安が横切ります。変わらなければ先がない現代、経営も常に新しい事を探し失敗しながら進みます。動くことで正解を見つける事しかないように感じます。そんな中で江戸時代から続くフレームの中で今も庶民を楽しませてくれる落語とフレームレスな経営そして社会を対比しながらやっぱり盃を重ねるそんな夜でした。今日からまた頑張れそうです。2025年10g月15日