J&H HOME(株)小野弘志です。東日本橋は晴れ。昨夜の雨も上がりました。今日は最高気温25度の予報。日差しも出て日中は暑く感じるかもしれませんね。
日本の名目GDPが2026年にインドに抜かれる見通しになりました。IMFが14日に発表した最新の統計によると日本は26年に4兆4636億ドルと世界4位から5位に後退します。為替が円安傾向にありドル建てGDPが目減りしている影響が大きいといいます。日本のGDPは23年にドイツに抜かれ4位になっていました。日本は30年は英国に抜かれ世界6位になるとの予測もあります。ドイツやイギリスに抜かれるのは円安がダイレクトに影響していると思いますが、インドも中国も人口が多いから国力が上がっている。そうだ1人当たりのGDPなら日本はまだまだ大丈夫と思って調べてみました。24年の統計では1位ルクセンブルグ138634ドル2位アイルランド、スイス、シンガポールと続きます。米国は8位ドイツ17位イギリス22位韓国33位日本は38位でした。中国は74位インドはなんと144位でした。国別GDPと一人当たりGDPの乖離は、国の経済規模(GDP)が大きくても、人口が多いと一人当たりGDPは低くなること、また、経済規模が小さくても、特定の高付加価値産業に特化していると一人当たりGDPは高くなることが原因で発生します。例えば、経済規模が大きいアメリカや中国に比べ、一人当たりの富裕度が、シンガポールやルクセンブルクといった小国の方が高くなるケースがあります。 第一次産業などを海外に依存するなどすると1人当たりのGDPは上がるようですが国家防衛的には難しい選択になりそうです。国家観が重要になりそうです。数字だけでなくどんな国を長期的に目指すのか?その理念が必要です。新しい首相がどんな国家観を出してくれるのか楽しみです。国民としてしっかりとチェックして子供たちの世代に暮らしやすい日本を受け継いでいきたいですね。2025年10月17日