J&H HOME(株)小野弘志です。東日本橋は曇り。昨日の雨も上がりtenki.jpの記録では10月の雨日は12日曇りも含めると16日。晴れは7日しかありませんでした。9月まで嫌というほどの日射量がありましたが急に太陽が陰り寂しさを感じます。今日は少し日差しが出そうです。
高市政権が発足し注目を集めています。新しい政治環境を彷彿させるため報道は盛り上がり否が応でも関心は高まります。しかし支持基盤含め政権は弱さを含みます。連立する維新の会も支持母体を持たないため浮動票を集めなくてはなりません。いきおい政策は大衆迎合になる可能性があります。昨日石破政権で総務大臣を務めた村上誠一郎氏は退任会見で男泣きしながら、「地方財政の現状を国会議員は理解していただけるのか。(ガソリンの暫定税率廃止や消費税減税で)地方自治の財源にものすごい影響が出てくる」と主張。「少子高齢化による急速な人口減少、急激なデジタルの進歩とその負の側面への対応、ポピュリズムの蔓延など、カオスの時代を迎えている。総務省のみなさんには中長期的な視点に立って民主主義や財政規律を守り、次の世代が生き残る政策の立案にあたっていただきたい」と力を込め、感極まった表情を見せた。村上氏は国会議員や地方議員、自治体の首長などの不祥事に対し、「政治家は自分を厳しく律して、事に当たらなければならない。地方も中央もその点が欠けてきている」と苦言を呈しました。発言を聞き政治が変貌していると感じました。勿論政治家が自己を律する事は当然でありますが、地方がガソリン税・消費税減税等が施行された場合4.4%の税金が減る事になります(上記税金は国税8割地方税2割程度の割合。)地方が苦しくなるとの現状を踏まえ国、地方が前向きな政策を作るチャンスです。旧態依然・既得権の社会が変わろうとしていて政治が変わります。ポピュリズムとはもしかして多くの国民を軽視しているとも取れます。国民の求めていることを政治が実現します。国民が高い政治感覚を持てばよく、短期的に得をするような政策を好むのが国民という認識は間違っているのではないでしょうか?我々がより長期的な視点・政策を持つことで政治家が動いてくれるのならこれこそ代議制とも言えます。特定の団体の代弁者ではなく国民の代表となります。議員の質の低さは民度の低さと言われます。今こそ我々の民度が試されていると言えます。子供達に負債を残さず、長期的な成長の為の政策を出す政党政治家に投票するのが普通な時代が来るのでしょう。インフレの社会になり自身の資産を運用しないと目減りする社会になりました。まかせっきりの生活は変わったと感じます。村上氏の懸念は杞憂であると我々が変わる事で示せると思います。国民を信じてもらいましょう。2025年10月23日