J&H HOME(株)小野弘志です。東日本橋は曇り。今年の桜は息が長いと感じます。弊社の近くの浜町公園の桜はまだまだ見ごろ。例年満開から1週間で葉桜になる桜が、まだ満開。昨夜も多くの花見客で賑わっていました。でも今週末は天気が下り坂、今日は昼前から雨の予報です。桜がさらに長持ちするのでしょうか?楽しみです。
昨日の東京市場で日本国債指標10年債の金利が直近の高値2.39%を上回る2.395%を付けました。1999年2月以来の水準です。2日午前のトランプ大統領の演説でイラン攻撃がこの先2~3週間続くことでWTIが112ドルまで上昇し債券売りに拍車がかかりました。4月の27日28日に開催される日銀金融政策決定会合で利上げが予想されるなか長期金利の上昇はインフレが長期化する予兆でもあります。不動産業界に従事する者として顧客の住宅ローン金利が上昇する事も自社買取に調達金利が上達する事も業績にマイナス要因です。3月不動産市場が足元で低調だったと言われています。(私のごく周りの不動産仲介・都心3区のマンション買取に限定です。)不動産業界の業界団体である全日本不動産協会は先日、会員アンケートで政府が外国人の不動産売買を抑制する政策を考えているがどう思うか?自治体が近年のマンション価格の高騰について、その一因として、都心の大規模マンションを中心に、短期売買が増加傾向にあることが挙げられる。実需に基づかない投機的取引は好ましくないとの考えの下、民間部門でも対策が講じられ始めている。その結果も踏まえつつ、引き続き、所管省庁においてマンション取引の実態把握を継続し、本来あるべき不動産取引への影響や、資産価値への影響など、様々な観点を考慮しながら、税制上の措置を含め必要な措置を講ずる。と発表している事が事業にどのような影響を与えるか?と全国の会員に聞くことでロビー活動に活かすといいます。株式市場などは変動率が高ければ短期の投資機会が生まれる事を歓迎する動きがありますが、不動産市場は裾野が広く市民生活に直接影響するため市場の急激な変動は歓迎されません。資産として緩やかな上昇が望ましいと考えています。我々世代はこの30年間不動産市場の下落と共に生活してきました。その局面自体が世界の不動産市場の中で異質だったことを認識しここ数年で急激に正常化した市場、つまり急激に上がった市場の次を模索しなくてはいけません。市場は神の手と言われるものが支配するとアダムスミスはいいました。しかしバブルの崩壊も日銀の総量規制が発端であり、その後の長期の低迷も十分な資金を市場に出さなかったためと結論付けられています。きわめて人為的なものであるならば、この数年の市場を包括的にレビューして安定的な市場の為上層部は動いて頂きたく思います。税の仕組みや政策のよって不動産市場はいかようにも動くものだと体感した30年。国民の資産の形成の本丸である不動産市場が安心して伸びていくように官民挙げて考える必要があると思います。2026年4月4日