J&H HOME(株)小野弘志です。東日本橋は晴れ。今朝はムシムシします。昨日は大相撲を観戦、日本橋浜町2丁目に稽古場を持つ荒汐部屋の若貴景・若元春両力士とも勝ちました。迫力が凄かったです。両横綱の休場は残念でしたが、若貴景の優勝、あるかもしれません。
日本国債指標10年債の金利は昨日場中に2.545%を付けました。年初2.10%程度でしたから0.4%上昇した事になります。海外と比べると動きはわずかに見えますが、金利を払う人からすると話は変わってきます。住宅ローン固定35年のフラット35金利は1月2.06%でしたが、5月は2.71%、大手都市銀行の変動金利は平均で1月0.7%台、5月は1.1%台となっています。0.4%の上昇です。6月にも更なる日銀の利上げが予想されています。昨日の米国消費者物価指数は3.8%の上昇と市場の予想を上回りました。エネルギー価格を除いたCoreは2.8%の上昇、イラン情勢によるエネルギー価格の上昇が響いていると言われています。総務省が12日に発表した家計調査によると、2人以上の世帯の消費支出は名目で前年度から3.1%増えました。25年はコメの高騰をを受けて食料支出が5%増えています。しかし消費額を2000年度と比較すると家計の収入は17%増えているにも拘らず、1.3%減っている事が判りました。社会保険料の増加による可処分所得の圧迫が一因になっているようです。消費者心理も冷え込みつつあり、内閣府は4月の消費動向調査で、1年後の物価上昇率が「5%以上」と見込む回答が58.1%と25年4月以来の高水準になっています。個人消費の先行指標となる消費者態度指数も2か月連続で悪化しています。景気停滞期のインフレを指すスタグフレーションの恐れが出てきているのでしょうか?消費支出は住宅費の項目に家賃は含まれますが、住宅ローンの支払いは含まれません。指標に表れないローンの支払いが指数を押し下げている懸念があります。5000万円の借り入れで金利が0.5%上がると年で25万円支払いが増えます。株価は62000円台と過去最高値圏にありますが、実体経済は踊り場に差し掛かっていると思われます。高市政権の積極財政は短期的には物価を下げるかもしれませんが、金利上昇を招く恐れがあり、支出の面ではプラスマイナスの比較が難しいとも言われています。景気は循環しますので時期的なものとも言えますが、戦争など人為的なものを排除して平和で成長が見込める世界になって欲しいものです。2026年5月13日