2027年のインフレが落ち着く気配!?ブログ1998回

J&H HOME(株)小野弘志です。東日本橋は曇り。昨日木枯らし1号が吹き秋から冬の訪れを予感しました。セーターを急いで箪笥の奥から出しました。防虫剤の匂いが鼻に残ります。

昨夜行われたFOMCは予想通りフェデラルファンド(FF)金利誘導目標を3.75-4.00%に据え置きました。決定は10対2。11月3日に中間選挙を控える中、インフレ動向に関する一段のデータを見極める姿勢を示しています。FRBは声明で、イン​フレはなお高水準にあると指摘するとともに、景気判断を引き上げ、今後のインフレ動向次第では追加利上げを実施する‌可能性を示唆しています。ウォーシュFRB議長はFOMC後の記者会見で、FRBはなお物価安定を達成していないとの認識を示し、「その実現に向けて取り組んでいる」と述べました。同時に「会合の結果を予断することはしない」と改めて表明、「さまざまなことが起こり得る。6週間後にこのメンバーが再び集まった際に何が起きるかについて、私個人の考えをお話しすることはできない」と​述べ、今後の金融政策運営について具体的な指針は示しませんでした。ウォーシュ氏流の市場やマスコミとの対話方法は憶測を呼ぶような発言をなるべく避け、会議での自由な議論を促す方策です。ドットチャートなど理事ごとの今後の政策見通しはデフレ期にはうまく作用したが、状況が刻々変化するインフレ期には個々の理事が過去の予想に縛られるとして廃止しました。また現在6週間ごとに年8回開かれるFOMCですが、27年はそのうち1回を戦略会議に充当し金融政策の包括的‌な戦⁠略の検討に専念する会合とし、フェデラルファンド(FF)金利の​決定​や政⁠策声明の公表は行わない事も発表しています。昨日の会見では28年には戦略会議を年2回開く予定としています。この議長の方針が市場にどのように捉えられるかは不確かですが、昨日の市場を見る限り市場が特に注目したようには見えません。またFOMCを控えてCNBCに出演したベッセント財務長官はウォーシュ氏の手腕を認めながら米連邦準備理事会(FRB)は供​給ショックとそれに伴うインフ‌レが一過性である可能性に留意すべきだと述べました。ベセント氏は「供給ショックが​一過性である可能性について、​柔軟な姿勢で考えるべきだと思⁠う」と語りインフレは予想しインフレが一過性である事を強調しています。26年を通じてインフレが世界を脅かし続けたため、財務長官の発言を直ぐに信認するわけにはいきませんが、中間選挙の結果によってはイラン情勢などに変化が起こる可能性を示唆しているとも取れるのかもしれません。来年の事を話すと鬼が笑うと言われますが、そろそろ27年の世界の話題が増えてきそうです。世界が平和で平穏な1年になる事を今から祈らずにはいられません。日銀は今日から政策金利決定会合を開きます。市場予想で利上げの確率は極めて低く、早くても年末12月の利上げが予想されています。不動産に従事する者としては住宅ローン金利がなるべく上がらず、市場は緩やかに拡大する事を望みます。その兆候が27年にかけて見られれば良いと思います。千代田区のマンション転売規制は同区でプレミアムの場所に建築が進むマンション市場を念頭にしていて、ほかの地域が直ぐに転売規制を導入するかは明らかにされていません。税制上、短期不動産売買は法人は法人税30%程度、個人は40.22%が収益に課税されます。法人が所有する場合登録免許税が建物の所有権保存(または移転)登記: 2.0% (本則税率)土地の所有権移転登記: 1.5% (法人・個人、新築・中古を問わず一律の軽減税率)がかかります。個人で購入し居住する場合には控除額が大きく免除される場合が一般的です。つまり法人が一等地以外で新築マンションを購入しても税金の部分が大きくなるため市場が踊り場に入っている現在は購入のインセンティブが起こらないと思うのです。更に購入資金を融資によって調達する場合には金利が2.5%から4%程度かかります。それでも収益が見込める物件は余程のプレミアム物件でなければないと感じています。他の理由があれば是非お教えいただきたいと思います。2026年10月29日

 

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