J&HHOME(株)小野弘志です。東日本橋は曇り。今朝は特に寒く感じます。それもそのはず気温は−1℃でした。この冬初めてではないでしょうか?日中は10℃まで上がる予定です。年始の寒さ厳しいですね。営業にはつらい季節です。営業して体調を崩しかけるのは屋内や電車内と外の気温差です。不動産営業は荷物も多く移動中のコートの脱ぎ着が大変です。どうしても我慢して着続けるのですが汗をかき体調に影響をきたすようです。今日は時間に余裕をもって一駅歩きましょうか。
企業の社債発行コストが上昇しています。大手企業が発行する個人向け社債の平均値が2%を上回ったようです。資金調達手段として社債は有用な手段ですが個人向け社債が発行できる企業の信用力でも金利が2%を超えてくると中小の企業が銀行から借り入れる場合はそれより高くなります。勿論会社の信用力のみで借り入れを起こすだけでなく不動産の場合は買おうとする物件の担保価値なども審査項目に入りますが、今年はさらなる日銀の利上げも予想され調達金利も上がると思います。価格に金利分を反映させないと収益が確保できないため不動産価格は上昇圧力がかかります。勿論買って下さる顧客の目線との兼ね合いになるので競争がし烈ですから収益を押さえて提供することになりそうです。金利上昇局面で会社運営は難しくなりそうです。資金を借りて買い入れる仕入れに舵を切ることになりそうです。それには理由があります。不動産仲介はネットでの集客が主流になり2次的な販売方法である現地販売やチラシでの集客は遡及率が大変低く集客方法としては確立できなくなってきています。不動産仲介業は売り物件を持っている業者さんが比較的強くなります。売主様の売却姿勢がコンサバティブな傾向が顕著になり大手不動産業者への問い合わせが増えているようです。一括査定などは問題が指摘されていますが、消費者にはわかりやすい方法です。2025年の不動産仲介業の動きに大きな変化はないかもしれません。中小の我々は収益確保のためには地域に根差した営業と自社での買い入れを中心に組み立てる事が重要になります。人海戦術のような営業はなくなりはしませんが確率は低くなっているといいます。選択と集中の観点から営業方針をしっかりと定めて2025年をスタートしたいと思います。不動産業は一見好調に見える業界ですが内部の営業構造の変化が激しく乗り遅れると全く収益が立たなくなります。スピードを重視しつつ今年も頑張ります。2025年1月5日