J&H HOME(株)小野弘志です。東日本橋は晴れ。今朝は寒い朝です。気温は5℃。この寒さで来週末のお花見まで桜が残っていてくれると良いのですが。ふと10年ぐらい前でしょうか?飼っていた犬を病院に連れて行ったとき「桜は見られないかもしれません。」と獣医さんに言われた事を思い出しました。その時はある治療をしなければという選択の中で出た言葉でしたが胸に刺さりました。「死」という言葉より「桜」が見られないという言葉を使う事で時期と事象を一言で表す、素晴らしい一言でした。桜は日本人にとって特別なものだと感じました。また人を気付つけずしっかりと意味を伝える言葉としても獣医さんは素晴らしい日本語を使ったと今でも感心しています。不動産業はお客様の物件の購入という不安と複雑さを解決する仕事だと感じています。言葉はとても大事です。ニュアンスをぼかせば、ふんわりとした言葉が相手にかけられ、こちらは傷つけず相手に話せたと思うのですが、回りくどかったりすると相手には伝わらないケースがあります。一言で信頼を失う事が多いためふわっとした言葉を使ったり回りくどく説明するエージェントが多い中で言葉を選び正確に紡ぐスキルが必要です。youtubeに出てきたのですが、上岡龍太郎氏は話すとき、文章で言う 、 (点)で息を吸い間を取るそうです。 。(まる)は一旦結論まで話しているので、聞いている聴衆は納得してしまい、頭に言葉が残らないそうです。 、(点)で息を吸い一拍明けると聴衆は「次はどうなるのだろう」と結論が聞きたくなり前のめりになるそうです。プロの技ですね。立て板に水のような話し方は話している方は満足しそうですが、相手の心を打つことはなさそうです。言葉は常に使うものですが、使い方と選び方によって結果が大きく変わるものですから奥が深く、学びが多いです。
昨日ホワイトハウスで高市首相がトランプ大統領と会談を行いました。その際高市首相が使った言葉が賛否を呼んでいます。冒頭「世界中に平和と繁栄をもたらせるのはドナルドだけだ。私が諸外国に働きかけて応援したい」と述べた事がトランプ氏の暴力の連鎖を肯定し賛辞したと捉えられるという事です。一方で現在のアメリカの行動やトランプ氏の言動の是非を問うても仕方なく、小国である日本の状況を考慮すれば、暴君在らんとするトランプ氏を喜ばせる発言をした首相を恥じるのではなく賞賛すべきという意見もあります。「清濁併せ呑む」という事でしょう。過去80年アメリカを同盟国として行動してきた日本は国益のために激動の世界情勢の中でアメリカを選ばずにはいられない。必要なら思っていないようなお世辞を世界に向けて恥も外聞もなく使う事は政治のドラマではよく出てきます。リアルな世界の政治の世界では日常のように行われていたのをトランプ氏が劇場のようにオープンにしているとも考えられます。トランプの支持者は議会や政党でなくアメリカ国民です。強い自分を誇示しなければあっという間に政権の座からも追い落とされる、どちらも厳しい状況なのでしょう。アメリカのメディアも高市首相が対価を殆ど払わず首脳会談を乗り切った事を称賛しているそうです。国益を守るために「清濁併せもつ」行動を自分を抑えてでも実行した高市首相の本心が見えたのが記者会見の時です。日本の記者がイラン奇襲を同盟国になぜ事前に知らせなかったのかと問うた際、「日本ほど奇襲をよく知っている国はないだろう」と返された時の首相の表情の変化が全てを物語っていたと感じました。ギリギリで戦うためには国政を安定させるために選挙を行った高市首相、大事な国益のためにこれからも頑張って下さい。そして日本の平和を守って下さい。2026年3月21日