危機を煽りすぎる、天候の指標を如何に受け入れて生活に活かすべきか行政・住民の意識・知識が必要です。

J&H HOME(株)小野弘志です。東日本橋は曇り。昨日は1日に数回の集中豪雨があり予報も夜は雨だったため、町会の子供花火大会は中止になりました。実際は開催可能な雨量で子供達には申し訳ないと思いました。午後の予報では中止せざるを得ない雨量の予報でした。さて、不動産業者として顧客に重要事項説明書を読む際にハザードマップを提示して地域の天候的な危険性を説明します。1000年に1度の可能性を前置きしつつ浸水が10m以上に及ぶ説明をこれから長期間住む購入者に説明するのは悪戯に不安を煽るため、裏付けをできる限り説明しますが、真っ赤に塗られたハザードマップを見て「ここに住むのか」と不安になる心理を否定できません。実際、ハザードマップを見て購入を控える方もいらっしゃいます。踏み絵にするほどの切迫する危機なのか、不動産の現場としてはハザードマップを制作した以上役所は実際の被害はそれ以下に抑える必要がある前提で厳しく資料を作成しているように感じます。それは行政の万全の備えである一方、実態とのギャップに戸惑うこともある責任論の回避とも取れるのではと感じてしまいます。

今年、災害の危険性を直感的に理解し、住民が迷わず避難行動をとれるよう、自治体が発令する避難情報や気象庁が発表する防災気象情報がこの5段階の尺度に統一されていました。テレビやラジオのニュースでも「命に係わる雨量」などと連呼されます。運用を始めて数か月ですから紆余曲折があって然るべしですが、殊更恐怖を煽るとも捉えられかねず、受け取り方の反応は冷静だったりします。であれば50㎜の雨、100㎜の雨を映像や体験できる施設を作るなど住民が警戒レベルを実感できる方法も考えると良いのではないでしょうか?翻って昨日の我々の判断も判断材料が雨雲レーダーの色であったことは拭えません。午前中の雨の強さと比較してレーダーに示された色で判断しました。もし気象の知識がもっとあれば違った判断が出来たかもしれません。一事が万事、本番の災害時には知識と経験、それをきちんと言語化し説明するリーダーシップが求められます。地域の活動の根幹は災害時の「共助」にあると考えます。マンションの管理組合の管理の仕方も「共助」がポイントです。長く安全に暮らす地域の事を皆で考え行動する事が地域の安心安全を担保し、敷いては地域の資産価値を保つ大きな要素になると日々強く感じています。大量に部屋に残された花火を眺めつつ思いのたけを書いてみました。2026年7月27日

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