雨の中の東京湾大華火祭に行ってきました。11年のブランクで変わった街並み。ブログ1994回

J&H HOME(株)小野弘志です。東日本橋は曇り。昨日は11年ぶりに開催された「東京湾大華火祭り」に行ってきました。運よく中央区の抽選で券が当たったため参加できました。今回の花火は中央区区制80周年を記念して開催され、同じく区政80周年の港区が共催、江東区が協力という形を取る事で3区が跨る東京湾の真ん中で花火を打ち上げられました。とはいえ、11年で大きく変わった湾岸地区の居住空間の問題からか、東京湾を通行する船への影響からか、最大の花火の大きさは11年前と同じ1尺5寸でした。それでも川幅が狭く高い建物が密集している隅田川花火での最大は0.5尺なのでスケールが違います。比較してみると

東京湾 vs 隅田川の花火サイズ比較

大会名 最大の玉のサイズ 打ち上げ時の高さ 開花時の直径(広がり)
東京湾大華火祭 1尺5寸玉(15号) 約400メートル 約300〜400メートル
隅田川花火大会 5号玉(0.5尺) 約200メートル 約120〜150メートル

打ち上げ時の高さや開花時の直径が1.5倍から2倍違うためスケールの違いが分かりやすいです。残念ながら雨雲が立ち込めていた事、風が少なかったのか、それとも短時間に打ち上げすぎたのか、雲か煙かが影響して花火が隠れてしまうケースが多く見られました。雨の中の開催で観覧者が予測より少なかったと思います。観覧席はまばらでした。(半数位・豊海運動公園会場に於いて)自由に動くことが出来たのは良かったですが、事前に一人のスペースは1mx0.8mとルール付けされていたので、本来であればすし詰めの状態だったと思います。観覧中は椅子の持ち込みや傘をさすこともできない為、小雨でしたが、1日中雨が降る事が判っている中での開催には疑問が残りましたが、それでも風物詩が戻ってきたのはうれしい限りです。天候に人間は叶わない事を実感した1日でした。

東京湾大華火祭が開催されなかった11年の間に周辺の環境は大きく変わりました。11年前最後に観覧した際は現晴海フラッグの場所は大きな野球場がありました。勝どきのタワマンも数本だった気がします。この11年間で、打ち上げ会場周辺の湾岸エリアには約30〜40棟ものタワーマンションが新たに建設されたといいます。休止前はただの空き地やレプリカの展示場、あるいはオリンピック選手村の「建設予定地」に過ぎなかった晴海5丁目一帯は、会後に巨大な街「晴海フラッグ(HARUMI FLAG)」へと生まれ変わりました。ここだけでタワー棟(50階建て2棟)を含め、20棟以上の高層一棟街が丸ごと出現しています。 勝どき・月島・豊洲・有明エリアは「勝どきビュータワー」や「パークタワー勝どき(サウス・ミッド)」、「ブランズタワー豊洲」など、1棟で1,000戸〜2,000戸を超えるモンスター級の超大型タワマンがこの11年間に次々と竣工しました。現在、東京都内のタワマンは500棟を超えていますが、その大部分がこの湾岸エリアに集中しています。11年前は「遮るもののない夜空」だった場所に、文字通り巨大な「光の壁」がそびえ立った状態だとチャッピーは分析しています。その通りだな。更にタワマンの乱立に伴い、周辺人口は驚異的な急増を記録しました。2015年当時、中央区の人口は約14万人強でした。それがタワマンの入居ラッシュ(特に直近の晴海フラッグの街びらきなど)により、2026年現在は約20万人へと大増殖しています。特に国勢調査のデータなどでも、中央区は一時「人口増加率19.9%で全国トップ」を記録するほどの異常な伸びを見せました。中央・港・江東の3区のタワマンに住む住民だけで、現在約10万人〜15万人規模に膨れ上がっています。 タワマンに反射する打ち上げの音の激しさにびっくりしました。あの破裂音を聞いたのは人生で初めてだと思います。恐怖を感じるレベルでした。それでも花火は昔から祈りと平和の象徴です。都心に広がった大輪に皆様は何を祈りますか?2026年10月25日

 

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